ほころぶ、12月8日に思う

2020年12月11日金曜日

ほころぶ 平和

t f B! P L

▽ジョン・レノンが1980年12月8日に殺害されて40年が経った。もし生きていれば80歳になるけど、いったいどんな曲を作り、どんな活動をしていたのだろう。生前のジョン・レノンは平和を訴えていた。


それはきっとずっと続けていただろうし、様々な問題にも声を上げたかもしれない。間違いなくノーベル平和賞を受賞していたのではなかろうか。殺害されてしまったからこそメッセージが強く残っているのかもしれないけれど、やはり何かを期待してしまう力がジョン・レノンにはある。リアルタイムではビートルズも体験していないけれど、そう思わせてしまうのは不思議だ。

ジョン・レノンが歌っているわけではないけど、印象が強いのは真心ブラザーズの「拝啓ジョン・レノン」。彼らは歌う。世界は暴力にあふれ平和ではないと。生きていて欲しかったと思うより、残された人間が平和な世界を築いていかなければいけない。

12月8日はもう一つ平和を考えさせる出来事が起きた日でもある。今から79年前の1941年12月8日、マレー作戦の開始、真珠湾攻撃、そしてアメリカとイギリスに対して日本は宣戦布告をし、世界を巻き込んだ戦争は多くの犠牲を出した。この戦争で人類は学び、世界平和を希求するようにはなったけれど、第二次世界大戦のような大きな衝突は起きていない。けれど、ジョン・レノンの時代にはベトナム戦争があったし、その前には朝鮮戦争、長い間アメリカとソ連は睨み合い、現在でも紛争、戦闘は起きている。真心ブラザーズが歌うように、まだまだ平和ではない。ジョン・レノンが殺害され、日本が、世界が戦争へ突入した日に改めて平和を願う。

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