武蔵野点描、ニワトリは幸せに飼育されているのか

2020年12月13日日曜日

アニマルウェルフェア 畜産 武蔵野

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▽前にも書いたけど、ニワトリを飼いたいと思っている。当然ペットとしてではなく卵のためだ。ニワトリ自体を食べるということもするかもしれない。残酷かもしれないけど、スーパーに並んでいる肉ならいいのかという話でもない気がする。肉を食べなくても人間は生きていけるのかもしれない。元々は森の中で木の実なんかを食べていたのが人類だ。けれど、人類は森から抜け出し、より栄養価の高い肉や魚を食べることで繁栄してきたと言える。

人類は農耕や狩猟、移動手段として動物を使役してきた。現在のように猫や犬のように愛玩動物としての付き合いは微笑ましく見えるけど、家畜として飼育し肉を食べる量はとてつもないし、革製品などへも多く利用されている。最近は肉を食べない、革製品を拒否するビーガンの人も増えてきてるし、環境のことを考えて肉食を控えるよう訴える声も多い。私は革製品の購入はせず、バカみたいに肉を食べることをしないだけなので、アクションは少ない気がする。

最近はアニマルウェルフェアという考え方も広がってきた。家畜であろうとペットであろうとストレスのないよう健康的に過ごせるように配慮しようという考え方。犬や猫をペットとして飼うのはどうかと思ってきたけど、このアニマルウェルフェアが徹底されているなら問題はないのかもしれない。ペットショップで売買するのはやはり反対ではあるが。

「ニワトリの閉じ込め飼育続ける日本」
https://this.kiji.is/708921106645991424

日本の畜産業界はアニマルウェルフェアが遵守されているのか。農林水産大臣に鶏卵生産会社の代表が賄賂を渡していたように、厳しい規制からは逃れようとしている。この記事で紹介されている鶏舎でのニワトリの扱われ方はとても残酷だ。いかに効率よく生産するかが大事なのだろう。日本では狭い空間に押し込めるバタリーケージというシステムは92%の養鶏場で採用されている。劣悪な飼育をしている業者は一部と思いたいが、それはおそらく子供じみた願いだ。

卵や肉が安く買えるのはとても有り難いことだと思ってしまうけど、その裏では劣悪な環境で飼育されている動物たちがいることを想像しなければいけないらしい。

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