武蔵野点描、新型コロナウイルスを考える

2021年4月22日木曜日

新型コロナウイルス 武蔵野

t f B! P L

▽新型コロナウイルスの感染が急拡大している大阪府が政府に緊急事態宣言を出すように要請した。大阪に続いて近隣の京都と兵庫も緊急事態宣言を要請すると決めたそう。前回から数ヶ月しか経っておらず、しかも3度目ということで感染の拡大をなかなか抑えることが出来ていない。おそらくは緊急事態宣言が出されても、感染者がゼロになることはないと思われる。1日の感染者数が100人台で解除するのではないか。そしてまた数ヶ月で感染者が広がって緊急事態宣言が出されるという負のスパイラルから抜け出せない。そんな未来がはっきりと見える。

当然、私が住む首都圏も例外ではなく、埼玉県では感染拡大を受けてまん延防止等重点措置が既に出されている。所沢は対象になってはいないけど、完全に抑え込んでいるわけではない。21日の東京都の新規感染者は843人と増え続けている。報道では週内にも緊急事態宣言を要請するということなので、おそらくは埼玉や神奈川、千葉も対象になるのではないか。東京だけが緊急事態を宣言しても意味はない。こうなるとまん延防止等重点措置というのもあまり意味がないことが分かる。いや、より強い制限をかける緊急事態宣言であっても長期的に見れば意味があるようには思えない。都市を封鎖するくらいの思い切った措置で、限りなく感染者をゼロにする方向へ舵を切るしかないのではないか。もはや多くの人は緊急事態宣言には慣れてしまった。

大阪の吉村知事はスポーツイベントの中止や延期、テーマパークや映画館、デパートなどの休業要請も必要だと話している。飲食店には休業や酒類の提供自粛という要請が考えられているようだ。飲食店には厳しいだろうけど、お酒が原因の感染は多いのではないか。それにワクチンの接種がまったく進んでいない。方針を変えて、感染者の多い若者を優先してもいい気がしてくる。やれることの1つはオリンピックの開催中止だろう。何があっても開催に踏み切ろうとしている大人たちは滑稽だ。

ブログ アーカイブ

このブログを検索

QooQ