林点描、みどりの日に自然を愛そう

2021年5月5日水曜日

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▽5月3日は憲法記念日ということで、新聞社が社説で熱を入れた取り上げ方をしていたので、当ブログも乗っかる形で憲法について書いてみた。ゴールデンウィークである翌日の5月4日も祝日で「みどりの日」。私としてはこちらのほうが親しみというか思いのある1日と感じる。

なぜ5月4日がみどりの日になったかの経緯を調べてみると、特別な事由があるわけではないらしい。元々は昭和天皇の誕生日が4月29日で、天皇誕生日として祝日だったのだけど、昭和天皇が崩御し、天皇誕生日は12月23日に移動する。4月29日は祝日として廃止されるかと思いきや、みどりの日として存続、その後なんやかんやで4月29日が昭和の日になり、5月4日にみどりの日が移動した。ということで特別5月4日が自然と関わる記念的な何かがあった日というわけではないのだけど、みどりを冠として祝日に制定していることは良いことだと思う。


「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」というのがみどりの日の趣旨らしい。前日の社説では全社が憲法記念日に触れていたけど、残念ながらみどりの日に触れる社説はなかった。日本国憲法と自然環境は同じくらい我々にとって大切なものではないのかしら。ラジオでも話題にする番組がなかったのはとても残念なことです。

”「雑草という草はない」 生物学者・昭和天皇の姿―国立科博が生誕120年展”

なぜ昭和天皇の誕生日だった日がみどりの日になったかというと、昭和天皇が自然を愛していたからだ。私が畑の草を雑草と、さも邪魔者的な言い方を避けているのは、この雑草という草はないという昭和天皇の言葉を知ったから。植物の名前をほとんど分かっていないけど、雑には扱わないようにしていきたい。畑では思いっきり抜いてしまいますが。


というわけで、5月4日のみどりの日に近所の雑木林を散策してきた。身近に残された自然、大事にしていきたいものです。

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