東京五輪の中止を求める署名キャンペーン、再び始まる

2021年7月3日土曜日

オリンピック

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▽あまりアクセスしていないフェイスブックのタイムラインを眺めていると、誰かが東京五輪中止の署名を求めるキャンペーンをシェアしていた。前にもこのブログで宇都宮健児さんが立ち上げたキャンペーンは取り上げたのだけど、中間報告と要望書はIOC、IPC、東京都に提出されている。100万筆くらい集めていれば何か影響を与えていたかもしれないけれど、残念ながら中止にはなっていない。署名はまだ続いていて現在43万筆ほど。中止を求める声はもっと多いはずなのだけど、なかなかもどかしいものだ。更なる賛同者を集めるためのシェアかと思ったら、どうやらまた別のキャンペーンが立ち上がっているらしい。

危険性がますます明らかになっている東京五輪開催の中止を訴えます!

呼びかけ人として上野千鶴子さんや内田樹さんなど著名な方々が名を連ねている。まだ始まったばかりであるし、既に宇都宮健児さんのキャンペーンがあるので、どのくらい数字を伸ばすのかは分からないけど、大きなうねりになることを期待したい。あえて同じ目標の東京五輪の中止を掲げるということはよほど危機感を持っているのだろう。残念ながら世の中は東京五輪の中止を求める空気ではなくなってしまった。観客を入れるのか入れないのか、感染対策をどうするのかなどが関心ごとに置き換わってしまっている。マスコミの印象操作の成果なのかもしれない。これからは競技や選手、メダルの数などに注目が集まっていくんでしょうね。

私は何度も書いているけど、東京五輪には反対なので2つのキャンペーンには署名した。といっても、COVID-19の感染拡大が懸念されるから反対しているわけではない。東京でオリンピックを開くこと自体意味不明だ。結局は大赤字で大混乱を招いているわけで、どんな形で終わるにしても成功とはいえない。復興五輪、コンパクトな五輪というスローガンも今となっては虚しいだけだ。ロゴや競技場の設計などの混乱、賄賂を渡すなど不正はなかったのか、ジェンダーやパワハラ問題など本当に進歩的な組織なのか。問いただしたいことは多い。開催するにしても東京を最後にしていただきたいものです。

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