▽鉄の掟というほど自分に言い聞かせているわけではないのだけど、月に一度の飲酒の日ということでいつもの飲み屋を訪れた。手持ち無沙汰になって棚に並んだ本に視線を向けてみる。その中にスーパーカブという漫画の単行本があった。店主や居合わせたお客さんとバイクや自動車の話で盛り上がることもあるので、この漫画本のチョイスは素晴らしい。私はこの漫画の主人公と同じ世代のスーパーカブに乗っている。私はコミコミで１０万円きっかりで手に入れたのだけど、主人公は１万円という破格の価格で手に入れてた。いわくつきのスーパーカブだったので格安なのだけど、私のも車体だけの価格は６万円だったので非常にリーズナブルに手に入れることができるのも魅力の１つといっていい。とはいえ新車でのメーカー希望小売価格は23万円ほどなので結構なお値段だ。かなりタフなバイクなので、よほど新車にこだわりがない限り中古で十分な気がする。先日も書いたけど、ガソリン車から電動化する流れは不安でしかない。
最近 SDGs という言葉を耳にする機会が増えている。そもそもSDGsとは何なのかから始まり、バイクがそのうちのいくつかに見合った乗り物ではないかという視点から、自身もライダーで、その活動が持続可能なよりよい世界作りとオーバーラップするキャンドルジュンさんに、SDGsとバイクについて話をうかがった。
この記事に目が留まった。確かにバイクは自動車に比べると環境には優しい。スーパーカブならリッター６０キロ走ることも可能だし、かなりタフなバイクなので何年も乗ることができる。とはいえ、環境に負担をかけるガソリンを使って走ることに変わりはない。なのでバイクを手放しで称賛することは出来ないのだけど、自動車よりはスマートだ。現状では悪くない選択なので、完全電動化へのワンステップとしてバイクを勧めたい。特にスーパーカブ。
