▽先ほど、所沢の鳩峯公園で撮影した写真をブログにアップした。WOOVE PROJECT(wood loveから命名)と称してその日に撮影した写真を場所ごとにまとめているのだけど、気が付くとストックがたまってしまっている。夏とか冬ならそうそう林の景色は変わらないのだけど、今のように紅葉が日に日に進んでいく時期だと、違和感が出てきてしまう。
この写真はいつ撮影したかはっきりとしないのだけど、紅葉が始まったくらいの頃なので景色は変わってきている。まあ、ここ鳩峯もご多分に漏れず落葉広葉樹ばかりの林は過去のもの。葉を落とさない常緑樹も増えてきているので、紅葉の見応えがあるかというと分からない。
例えば落ち葉を集めて堆肥にして活用する農家が多ければ、しっかりと下草刈りがされていたはずだ。薪にしたり、炭にしたり、椎茸のほだ木にしたりという里山としての役割はない。市やトラストで管理しているので周辺住民の入会地として利用は出来ず、そもそも里山として利活用しなくなってしまったから現在の姿になっている。レジャーとしてだけの林というのもどこかもったいないような気はするけど、住宅地やソーラー発電などに利用されるよりはましだ。少し肌寒いけれど虫がいなくなったこの季節、のんびりと本を読むことができる。
読んでいる本はこちら。所沢には鹿もイノシシもいませんが。けれど、自然や農地の課題は全国的な問題として共通しているようにみえる。