ゴルフ場を冷ややかな目で眺めつつ考える

2022年1月28日金曜日

環境 再生可能エネルギー

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▽所沢方面から荒幡富士に向かう際にいくつかルートがあるのだけど、南側のルート沿いにはフェンスで隔てられたゴルフ場がある。私はゴルフをしたことがないので一度も中に入ったことがない。どのくらいの広さがあるのだろう。調べてみると西武園ゴルフ場の面積は650,000m2とある。


いまいち広さがピンとこないのでグーグルマップで確認してみるとかなりの敷地面積だ。日々散策を楽しんでいる荒幡富士の何倍あるのだろう。よく比較される東京ドームが47,000m2なので、西武園ゴルフ場は東京ドーム約13個分ということになる。所沢は東京都と境を接するくらい都心からのアクセスはよく、そんな場所にこれだけ広大なゴルフ場というのはゴルフを趣味にしている人たちには重宝されているはずだ。とはいえ、経済が落ち込む現代においては、ゴルフ場業界が順風満帆で儲かっているとは思えない。西武園ゴルフ場が撤退するという話は聞かないけれど、実際のところはどうなのだろう。


ゴルフ場というのは写真のように木々がところどころ植えられて芝生や池もある。これをもってゴルフ場は自然豊かだ、などと言えるレベルではなくコンクリートの団地で覆われたり工場が建てられたりするよりはマシというレベルだろう。芝生の維持に大量の化学肥料や除草剤が使われているのだから土壌にとっては好ましくない。

 山口壮環境相は25日、埼玉県小川町で計画されている大規模太陽光発電所(メガソーラー)の環境影響評価(アセスメント)で、計画の抜本的な見直しを求める意見を萩生田光一経済産業相に提出した。土砂の大量搬

本音としてはゴルフ場には撤退していただいて、荒幡富士はもちろん、鳩峯公園、八国山、狭山公園と一体的な自然環境ができればそれはそれは素晴らしいことだと思う。けれど、そんなことを企業がするわけはなく、全国的にはゴルフ場が撤退して太陽光パネルを敷き詰めるという事例が増えている。このリンクの記事にある埼玉県小川町のメガソーラーもゴルフ場跡地が舞台だ。本来林地の場所に太陽光パネルが敷き詰められるのも違和感があるけれど、さらに大量の土砂を運び込む計画らしく、地元の反対を受けて大臣が見直しを求める意見を出している。狭山丘陵で土砂崩れが起きる可能性は低いけれど、再生可能エネルギーの普及という美名のもとに、よからぬことにならないことを祈るばかりです。西武園ゴルフ場だけでなく全国のゴルフ場に対して。

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