木澤洋一作品展 「トゲトゲシティを歩く（針の下は安全）」を見にゆく、あとラーメン

▽８月２日、友人である木澤くんの個展がこの日から始まるので吉祥寺まで足を運ぶことにしました。電車で吉祥寺に行くのはややこしいのでスーパーカブで向かったのですが、この日の東京や埼玉の気温は３７度や３８度と猛暑日。バイクというのは風が涼しいイメージがありますが、こんな日はドライヤーのような熱風を受け続けて走らなければなりません。それに照りつける太陽の日差しが肌を焼きます。こんな日は出歩かないほうがいいんでしょう。

まずはお昼を食べようと通り道の江川亭に寄ると、営業してません。オープン前、定休日でもないので調べてみると８月１日から８日まで全店で夏季休業だそうです。なかなか大胆にお休みしますね。その先の所沢街道沿いのくるまやラーメンに寄ると、休業日で営業しておりません。この先は完全なるアウェーなのでラーメンを食べるのは午後にすることにしました。

ラーメンの話ついでで恐縮ですが、出発前に悲報と言いますか、訃報が飛び込んできました。狭山ヶ丘駅の近くにある大勝軒の店主が亡くなり、閉店されたそうです。５０年もの間営業され続けたということで、３０年前に始めて食べた身としては残念でなりません。あまりはっきりと言ってはきませんでしたが、こういうことがあるので新しいお店よりは、歴史があり、地域で愛され続けているお店をピックアップしていきたいのです。長い間、お疲れ様でした。美味しいラーメンをありがとうございました。

ラーメンの話ばかりで脱線しましたが、皆様には今回ご紹介した木澤くんの展示を是非見に行っていただきたいと思っております。形容しがたい独特の雰囲気が作品、そして本人にもあり、退屈になることはおそらくありません。何を考え、何を表現しようとしているのか。作品を見ても、話をしてもとらえどころがなく、理解することも、一歩踏み込むこともできないのだけど、それが不快に突き放されるわけではなく、うっすらと手を差し伸べられている気がします。奇っ怪な作品群とそれぞれに添えられる言葉。どうぞ直接ご覧下さい。

最後にまたラーメンの話をしてしまいますが、爆麺亭に寄ったら１３時３０分がラストオーダーで５分ほどオーバーで間に合わず。諦めて帰りましたとさ。