▽先日の静岡旅にはニコンの一眼レフしか持っていきませんでした。広角レンズをつけていたので海などは一眼レフで撮り、街の中ではスマートフォンで撮りました。ソニーのXperia XZ1 Compactという少し古い機種です。概ね性能や使い勝手には満足しているのですが、不具合といいますか、故障しているのか、光量が多い場面だと隅が赤くなってしまいます。それさえ我慢すればデジタルカメラとそう変わりません。今までサブで使っていたのはOLYMPUSのミラーレスカメラなのですが、エントリーモデルで１０年ほど使い続けてボロボロです。Xperiaが十分すぎるほど撮れてしまうので今回は家に置いてきました。そもそも最近はスマートフォンかニコンの一眼レフでしか撮っていません。通常なら買い替えるレベルのボロボロ具合なのでそろそろ潮時でしょう。感謝しかありませんが。
熱海の街は今までに何度か撮ってきましたが、ここ数年は訪れていなかったので新鮮な気持ちで足を踏み入れました。海沿いの商業地区、歓楽街はほとんど変わっていません。古い建物は古い建物のままで、昭和の匂いのするものばかりです。それこそが私を熱海に惹きつける魅力なのでどうかこのままでいて下さいと願っています。けれど、熱海は観光地として賑わいを取り戻しつつあるようで、新しい店舗が増え多くの観光客を集めていました。古臭い街並みや歓楽街のようなものは求められていないのかもしれません。目立つ存在だったソープランドは閉店していました。夜の街という側面も現代的な視点だとマイナスイメージなのかもしれません。全体が真新しくなってしまっては面白みがなくなってしまうので、私が訪れることはなくなるでしょう。それでも、一気に変わることはないですし、古さに価値を見出す人たちもいます。古さと新しさをどう取り込んで成長していくのか。それとも再び廃れていくのか。いずれにせよ熱海が現時点で魅力のある街であることは変わりません。そう時間を開けずにまた訪れたいです。
