武蔵野点描、農業従事者の減少が止まらない

2020年11月29日日曜日

川越 田んぼ 農業 武蔵野

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農業従事者の減少は随分昔から続いているけど、まだまだ下げ止まることがないらしい。2020年に専業の農業従事者の数は136万人。2015年と比べると40万人も減ってしまった。調べてみると2010年が205万人、2015年が175万人なのでこの間30万人の減少で、10年間で70万人という膨大な農業従事者が消えてしまっている。このペースだと後20年で農業従事者がいなくなってしまうという緊急事態だ。まあ、それはありえないことだけど、次の調査で増加するかというとまだ減少は続くだろう。なにせ10年間で70万人も減っているのだ。ちなみに60年前の1960年は1175万人ということなので、計算するのも恐ろしい。

農業従事者、40万人減少 

基幹的農業従事者の平均年齢は67.8歳でこれも悪化している。下げ止まる要因があるとするなら、高齢世代の農業従事者の引退ピークが過ぎた後だろう。その時にいったいどれだけの農業従事者がいるのかが問題だ。農業の効率化や大規模化が進んだとしても日本の自給率を上げることは簡単ではない。いや、農業従事者が減れば当然自給率も下がると考えるのが自然だ。

食料自給率は100%が望ましい。これから世界人口はさらに増え、食料需要は高まる。それに日本は農業従事者の減少だけでなく全体の人口も減り、高齢化が進んでいて経済的な豊かさをいつまで維持できるかは分からない。もはや経済大国ではないという指摘も聞く。そうなってしまえばお金の力で食料を集めることは不可能だ。

とはいえ、どうすれば農業従事者を増やせるのかまったく分からない。収入がよければいいのだろうけど、様々な職業の中でも農業は稼げないというイメージが定着している。それに朝早くから晩まで働き詰め、天候にも左右されるとなると敬遠されるのは当然だ。国や自治体から補助金を出すのもナンセンスで、財政は無限ではなくむしろ逼迫している。野菜を高値で消費者が買う、ということくらいしか思いつかないのだけど何か良い案はありませんかね?

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