▽新型コロナウイルスの世界的な流行は健康、病気に対する意識を変え、深めた。日本人は元々綺麗好きなのでマスクや消毒に抵抗は少ないとは言え、やはり面倒と感じる人は多いかもしれない。私がマスクをするのはどこかの店舗や施設に入る時くらいだ。周りに人がおらず、話もしないのならマスクはしていなくても大丈夫だと考えている。熱中症に警戒して夏場によく言われていたことなので間違いではないはず。あまり根を詰めることなく、適度に付き合っていきたい。
「病気になったら「放っておきなさい」…?コロナ時代に必要な「禅の知恵」」
新型コロナウイルスに限らず、どんなに生活や健康に気を使っていようと、病気になるときはなってしまう。命の危機にさらされるガンのような病気もあれば、風邪のようにしばらくすれば治ってしまうものもある。ガンにでもなれば心を乱されるのは当然だ。記事に書かれているのは禅の教えで「放っておきなさい」というのは受け入れる、仲良くするという意味だけど、そんなことはなかなか出来ることではない。
私も手足がむくんでしまって入院したことがある。大したことはないと思っていたのだけど、防衛医大で様々な検査を受けた結果、好酸球が大増殖してしまったのが原因だった。それが分かったのはいいのだけど、なぜそうなったのかが分からない。そして特別な治療法もなく、もし症状がおさまらなければ白血病で行う治療をすると言われた。血がどうこうなることだけでも恐ろしいけど、白血病は印象的にもっと恐ろしい。その時はひどく驚き、死ぬことすら意識したのだけど、ダメなときはダメなんだろうと受け入れてしまった。記事で言う「放っておきなさい」という心情だったのかもしれない。いや、諦めただけだったのかもしれないけど、無闇矢鱈に抵抗して心を乱すことは身体にも影響を与える。のんびりいきましょうということかしら。