空点描、森喜朗氏の辞任に思う

2021年2月12日金曜日

オリンピック

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▽先日もブログで触れたけど、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が辞任する意向であることが明らかになった。後任にJリーグ初代チェアマンや日本サッカー協会会長を務めた川淵三郎氏が受け入れた。83歳の森喜朗氏から84歳の川淵三郎氏と、おじいさんからおじいさんへのバトンとなっている。

老人が元気なのは悪いことではないし、若いから良いということでもない。けれど、森喜朗氏の不適切発言での交代なのだから、組織的に生まれ変わった印象を与える人物を会長にしたほうがよかった。それこそジェンダーが問題になったのだから、女性でよかったのではなかろうか。金メダルを取った女性、スポーツ業界で現在も活躍する人材なんて沢山いる。思い切って若手の高橋尚子氏や吉田沙保里氏を抜擢していれば相当イメージは変わるはずだ。謝罪して幕引きを図ろうとしたことと、同年齢の男性に会長を交代して幕引きを図ろうとすることは構造的に変わらない

森喜朗氏の発言は悪いことで、誹謗中傷されて当然なのか。今の時代に照らし合わせれば森氏の発言は受け入れがたいものだ。けれど、この考え方が当然だった時代もあったのだろう。昭和生まれの私で言えば、男女雇用機会均等法は生まれた頃にはまだ存在していなかったし、ジェンダーをそこまで意識した時代に生きてきていない。戦前に生まれた森喜朗氏ならばよほど意識が高くなければ現代の考え方には適応できないはずだ。これから変われといっても御年83歳の老人に簡単にできることではない。それでもやはり変わる努力はしたほうがいいし、変われなくてもそれを受け入れるのが多様性ということなのだろう。

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