ほころぶ、プラスチック削減の次なる一手はスプーンの有料化

2021年3月21日日曜日

プラスチック ほころぶ

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▽レジ袋の有料化でどのような効果が出ているのかは気になるところではあるけれど、環境への意識が高まったことは間違いない。これは試金石だと思っていたので、レジ袋の有料化だけで終わるはずもなく、次々と施策が出てくるはずだ。というのは希望でしかなかったのだけど、次の一手が検討されているらしい。

”コンビニでスプーン有料化検討、小泉環境相「自分で持ち歩く人が増える」”

コンビニエンスストアやスーパーで弁当を買うとプラスチックのスプーンやフォークが付いてくるし、パックの飲料もストローで飲む人がおり、飲食店でも使い捨てのストローが配られる。それらを2022年の4月施行で有料化すべく検討がされているそう。ただ単に有料化するのではなく、リサイクルの促進、プラスチックの削減を事業者に義務付け、罰金まであるので、レジ袋の有料化より大きな効果が期待できるかもしれない。

当然、反発の声も上がっている。ヤフーニュースのコメント欄を見ると批判ばかりだ。まあ、確かにレジ袋と同じ用にプラスチックの削減効果がどこまであるのか分からない。けれど、これでまた1つ環境意識は高まるし、どんな対策がこれから必要なのかみんな考えている。小泉進次郎環境相を思い切ったことをしないなどと批判の声も多い。私としては今までにやらなかったことに、少しずつ切り込んでいっているので評価している。いきなり大きなこと、例えばペットボトルへの課税などをしても今以上の反発があるのは確実だ。本丸はペットボトルなはずなので(希望ですが)そのための地固めをしていると考えると悪くない。

レジ袋1枚、プラスチックのストローやスプーン1本を減らすことに大きな効果はないかもしれないけど、やらないよりはやったほうがいいはずだ。小さな一歩一歩が社会を変えていくと信じたい。

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