▽テレビを見ないというのはブログでも何度か書いてきた。10年以上はとっくに経っているのだけど、テレビがないのでDVDで映画やドラマを借りてきて見たりもしない。ならノートパソコンで動画を見ているのかというと、たまにユーチューブを見る程度。音声がないと寂しいので基本的にはラジオがつけっぱなしになっている。聞きたい番組がない時はポッドキャストやボイシーを聞く。そのような感じなので、映像はあまり必要としていないのだけど、先日動画配信サービスのユーネクストの会員になった。どうしても見たい作品があるのです。
『#MINAMATA -ミナマタ-』
— U-NEXT (@watch_UNEXT) December 18, 2021
U-NEXT 独占オンライン公開中💁♀️#ジョニー・デップ 主演
水俣病を世界に伝えた伝説の写真家の姿を映し出す実話ドラマ📸水俣病の悲劇、公害と戦う人々、家族の絆が生々しく描かれます。
水俣の人々を演じた #真田広之 らの熱演にも注目‼️#UNEXT https://t.co/LGgzexUxvY pic.twitter.com/dFPF8IQC1c
映画館で見逃してしまったジョニーデップ主演のMINAMATAが独占配信されるというので会員になった。ユーネクストは31日間の無料トライアルがあるので費用負担はない。が、残念なことにMINAMATAは見放題プランには含まれず、別で料金を支払わなければいけないというのは誤算。お値段770円。3日間の視聴期限があるのでレンタルという感覚で、少し高く感じるけど、会員登録の際に700ポイントもらえたので、実質負担は70円。それに翌月に一部の金額がポイントとして返ってくるようなので、ユーネクストユーザーは上手に利用しているんでしょう。私は無料トライアル中に解約してしまいますが。ユーネクストさん申し訳ございません。
というわけでMINAMATAを見た。水俣病のあらましはなんとなく知っているし、ユージンスミスはリスペクトしているので当然知っている。なので物語としての新鮮さは私の中でまるでなかった。では作品としてどうだったかというと、普段から映画を見ていないので批評なんてできるわけがない。何か書くことがあるとするなら、ユージンスミスが美化されすぎのように思えた。彼の文献を読む限り、人として相当だらしない。それに水俣での仕事が世界に与えたインパクトは大きかったのは事実だけれど、日本国内での影響力はどうだったのだろう。まるでライフ誌に掲載された写真が裁判の判決を左右したかのように描かれていた。まあ、とにかくユージンスミスがこの時代に再注目されることは歓迎したい。どうせならユージンスミスの伝記的な映画も作って欲しいとさえ思う。