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2021年12月27日月曜日

おじさんが昔の音楽を懐かしむ、主にT-BOLAN

▽毎週欠かさず聞いているTBSラジオの東京ポッド許可局から懐かしい曲が流れてきた。東京ポッド許可局の出演陣は私より少し年齢が上なのだけど、共有できる話が多いので、彼らの昔語りを毎週面白く聞いている。リアルタイムで聞き、さらにはラジコのタイムフリーでも聞き直すくらいなのでかなりお気に入りの番組だ。そんな東京ポッド許可局では毎週少し懐かしい曲が流れてくるのだけど、この日は中西保志さんの最後の雨だった。現在でも活躍されているので懐かしいというのは失礼ではあるのだけど、中西さんの最大のヒット曲である最後の雨のリリースは1992年。何度聞いてもいい曲なのだけど、30年も前の曲と考えると、残酷に流れていく月日をまじまじと感じるわけです。


私がティーンエージャーだった1990年代というと日本の音楽業界は大変に盛り上がっていた。WANDS、DEEN、FIELD OF VIEW、ZARD、MANISH、大黒摩季など書いているだけで青春時代が蘇ってくるようなミュージシャンによって数多くのヒット曲が生まれている。いわゆるビーイング系といわれるようなミュージシャンの中にあって、4人組のロックバンドT-BOLANも多くの人を惹きつけた。私も例外ではなく、CDを買ったりレンタルしたりで繰り返し聞いていたのを今でも懐かしく思い出します。中西保志さんの曲をユーチューブで聞いていると(便利な時代ですね)、T-BOLANの曲がオススメとして表示されていた。


T-BOLANは1999年にボーカルの森友嵐士さんの心因性発声障害の影響で一度解散している。シャ乱Qのつんくさんのケースもあるけど、ボーカリストが歌うことができなくなるというのは筆舌に尽くし難いものがあると思う。森友さんは原因も治療法も分からない心因性発声障害から10年以上歌えない状態から見事に復帰した。現在ではソロ活動にとどまらずT-BOLANも再始動しているので、昔からのファンとしては今後の活躍も心から祈るばかりです。復帰後の森友さんの歌声を聞いたことがなかったのだけど、ユーチューブでその姿を見かけて目頭が熱くなった。