本の話、雑記

2022年1月24日月曜日

図書館

t f B! P L

▽近所の図書館に本を返して、席に座ってAERAを読み、また数冊借りてきた。埼玉県はまん延防止等重点措置の対象地域だけど、図書館は特に影響はないらしい。始めて緊急事態宣言が出された時に市内の図書館がすべて休館になった時には愕然とした。ずいぶんと図書館に依存していたことに気付く。

何かの記事になっていたのだけど、ある漫画家が古本の流通を規制しろと訴えていた。雑誌への掲載料でもお金は入るのだろうけど、単行本を多く売ることのほうが大事ということは聞いたことがある。それが古本で出回ってしまうと収入は減ってしまう。なかなか大変なことだ。けど、中古が出回るのは漫画本だけではない。他のものにも波及して売ることが制限されてしまってはサスティナブルな面では痛手だ。環境から考えると大量に印刷して大量に消費させる出版業界はエコではない。当然本を作るのは紙が必要で原料は木だ。そのためにアマゾンの森林が切り開かれているとすれば、そもそも新刊の大量販売が規制されるような社会だってありえる。

作者の権利や収益が確保されることはとても大事だ。そうでなければ良い作品は出てこなくなってしまう。そう考えると電子書籍での販売は非常に重要だ。環境面では紙をしようしないので森林は失われない。電子書籍を読むのに必要なスマートフォンやタブレットがエコとは言えないけど、何年も使えば本を買い続けるよりはマシな気がする。出版社が集まってサブスクリプションのような形での収益化も考えたほうがいい。ウェブ上での連載で広告モデルは収益が出るだろうか。いずれにしても旧態依然とした販売方法では作者も出版社も厳しくなってきているので、新たなビジネスモデルの確立が急務だ。

図書館も作者の利益を圧迫している。困った。

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