読売新聞大阪本社は27日、地域の活性化や府民サービスの向上を目的とした包括連携協定を大阪府と結んだ。「教育・人材育成」「安全・安心」など8分野で連携し、活字文化の推進や災害対応での協力を進める。 具体的な内容は、▽府内
大阪府と読売新聞が包括連携協定を結んだのがいい例だ。自治体と新聞社が仲良く手を結んで、何か自治体に問題が起きた時に厳しく追求できるとは思えない。政治側の思惑もあるだろうし、ジムで鍛える知事、なんていう無意味な記事を出したことで報道が劣化しているのが見て取れる。
自由で公正な社会のために公共のメディアを目指すと高らかに宣言するChoose Life Projectが立憲民主党から資金提供を受けていた問題もメディアの信頼性を毀損した。様々なメディアがあるのだから、政府寄りでも批判的でも構わないけれど、特定の政党から支援を受けていて公表しないのはメディアとして失格だろう。読売新聞と同じで立憲民主党を厳しく追求することができたのだろうか。
BuzzFeedはウェブメディアとして非常に大きな存在感を放っていて、多くの国で展開し、政治や社会問題にも幅を広げて多くの支持を集めている。ただ、サイトを見てみると企業やブランドなどの提灯記事のようなものが多く私はあまり注視はしていない。企業から資金を得て広告記事を作成することで運営費を稼いでいるのだろう。このリンクした記事が企業案件なのかは分からないけれど、やはり大事なことを言えていない。確かにペットボトルはゴミではなく資源として再利用していくべきだ。けれど、リサイクルするのだからガンガン使ってもいいという免罪符にはならない。リデュース、つまりペットボトル商品を選択しないことが何よりも大事だ。もしもサントリーからお金をもらっている提灯記事なら、ペットボトル商品は避けましょうなんて書けるはずがない。これがあえて書かないことだとすると、BuzzFeedを信用していいのか分からなくなってくる。とはいえ、これは他のメディア、新聞でもテレビでもラジオでも広告費で運営していれば同じことだ。一体どのメディアを信頼すればいいのだろう。