ページ

2023年1月25日水曜日

カメラ、雑記


▽最近、ニコンのD80というデジタルカメラを引っ張り出してきて撮っているとブログで書きました。このD80の発売日はなんと2006年で、17年も前に発売されたデジタルカメラになります。そんなオールドカメラでちゃんとした写真が撮れるのかと疑問に思う方もおられるかと思いますが、まったく問題ありません。ブログにアップした写真はレンズも古いので評価が難しいですが、ちゃんとしたレンズを使えばクリアに撮れることでしょう。画素数も1000万画素ありますし、センサーサイズはAPS-C、ISOは1600までですが、800くらいの設定にしてもノイズはそれほど気になりません。特徴的なのはセンサーがCCDで、この次の機種からCMOSに変わります。大量生産に向くのでCMOSが主流になったのですが、コスト的な問題であるならCCDのほうが優れていると言えるかもしれません。実際にCCDセンサーのD80は非常に発色がいいです。仕上がりの写真も発売されて17年経った現在でもなんら遜色がありません。それは個人的な印象の可能性もありますが、まだ使えるのなら壊れるまで使ってみようというのが現在地でございます。

最近フィルムカメラについての記事をよく目にするようになりました。リコーがペンタックスブランドでフィルムカメラの開発を検討しているとか、ヤシカが3月にフィルムカメラを発売するとか、ライカも最新機種はフィルムカメラ、エモいと若者に人気、世界的にも人気などという記事もあり、フィルムカメラの復権の兆しがあるのでしょうか。私としてはフィルムでまた撮りたいという気持ちがあるので喜ばしいことではあります。ただ、私が躊躇してしまうのはフィルムの価格の高さです。現在のカラーネガフィルムでメジャーなのは富士フィルムとコダックですが、ヨドバシやビックカメラを見る限り36枚撮りで千円以下の商品はありません。1本数百円で気軽に撮影できた時代を知る人間としてはものすごい価格ギャップを感じてしまいます。さらに現像やプリントにもお金がかかるので、現状では貧乏人には手が出せません。フィルムカメラの普及の鍵はフィルムでしょう。市場が広がって価格が下がってくるのを期待します。