2020年、ありがとうございました

2020年12月31日木曜日

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▽2020年が終わろうとしている。振り返ってみると、今までに経験したことのない出来事が起きた1年だった。言わずもがな新型コロナウイルスの感染拡大で、過去形にしたいところだけどまだ収束していない。これほどまで長引くとは誰も予想していなかったのではなかろうか。そもそも感染症が科学技術の発展した現代社会において、世界的に流行すること自体信じ難いことだ。

新型コロナウイルスが猛威を奮いだしてから1年近くが経とうとしている。けれど、まったくもって収束が見通せていない。それどころか世界的に、日本においても感染者は拡大し続けている。東京都では1日の感染者数が日々更新され、私の住む埼玉県も数ヶ月前の東京並の感染者数だ。伴わせて重症者、死者数も増えているので予断を許さず、気を抜く暇など我々にはない。

日本においては元々衛生意識が高いせいか、マスク、除菌、ソーシャルディスタンスなど感染症対策を難なく受け入れている。世界的にも日本は抑えられているほうではあるけど、以前から指摘されてきたように冬場の新型コロナウイルスは強く、抑えることはできなかった。1年近く続く窮屈な生活に緩みが出てきているのかもしれない。政府は否定しているが、政府が主導した飲食や旅行キャンペーンで感染が広がったようにも思える。

日本のあらゆる会社が新型コロナウイルスの影響を何らかの形で受けた。倒産した企業、店を閉めた飲食店、働き口をなくし生活に困窮する人々は日々増えている。感染者数が増えてでも経済にテコ入れしたい政府の考えを理解しないでもない。来年度予算も次世代につけを回す形で莫大な数字で過去最大だった。国債というのは打ち出の小槌なのだろうか。2021年度の予算のうち40.9%が国債で累積では1000兆円に迫ろうとしている。経済を活発化させるのは至上命題だとしても、感染が広まってしまっては経済活動がストップしてしまうので本末転倒だ。非常に難しい舵取りではあるし、このような感染症の蔓延は経験したことのないことではあるけど、少しでも良い方向へ向かうような判断を期待したい。

2020年は新型コロナウイルスしかなかったわけではないのだろうけど、私は相変わらず写真を撮って畑を耕して雑木林に佇む日々でした。来年は皆様にとって明るく希望の持てる1年であることを願い、祈ります。2020年、お付き合い頂きありがとうございました。

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