ほころぶ、肉を考える

2021年1月12日火曜日

ほころぶ

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▽肉についての記事をピックアップ。

「千葉 いすみ市の養鶏場で鳥インフルエンザ検出 県内2例目」

千葉県いすみ市の養鶏場のニワトリから鳥インフルエンザが検出されたようだ。先月もいすみ市では鳥インフルエンザが検出されていて、110万羽のニワトリが殺処分、埋め立てなどの防疫処置がされている。そして今回新たに見つかったことで114万羽が殺処分されることになるらしい。最近もフランスで鳥インフルエンザに感染したフォアグラ用のアヒル36万羽の殺処分、デンマークで新型コロナウイルスの変異種対策でミンク400万匹を殺処分、豚コレラへの感染でも沖縄や中国などで殺処分は行われている。

ひどい話だとは毎回思うけど、私も豚肉や鳥肉を食べないわけではないので無関係ではない。いくらアニマルウェルフェアを遵守していたとしても、何かの感染症が発生すれば殺処分が待っている。いや、このアニマルウェルフェアの概念が浸透していないから感染症に弱いのではないか。日本の劣悪な飼育環境の危険性を指摘する人や論文もあるようだけど、確実な原因は分からない。不幸な動物が減ることを願うばかりです。


「肉食に合わない日本人の体質 無理に食べると腸内環境悪化も」

鳥でも豚でも牛でも肉が美味しいというのは理解できる。私もかつては焼き肉の食べ放題を好んでいたし、居酒屋では唐揚げなど肉料理を頼み、ブログまで運営していたラーメンも肉がなければ美味しい一品にはならない。肉は必要な栄養素を摂れるとはいえ、やはり食べすぎては身体には負担がかかる。いや、そもそも記事によると肉は日本人の体質に合わないらしい。確かに、我々のご先祖たちは地域にもよるけどあまり肉を食べてこなかった。何世代か経ただけで体質が変わるものではない。同じように牛乳というのも給食で必ず出るけど、体質的に合わない人は多いはずだ。馬肉と羊肉が日本人には合っているようだけど、それはそれでハードルが高い。環境面でも、アニマルウェルフェアの観点からも肉食は控えるべきなのだろうか。

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