空点描、服を買わないことは当たり前だけど環境にいい

2021年1月26日火曜日

環境

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▽ダイアモンドオンラインで「もう、服は買わない」という連載がされている。1月25日現在で21の記事が上がっているので気合いが入っている連載だ。服を買わない、というキーワードで思い出すのは俳優のジェーン・フォンダ氏。彼女は2019年にアメリカの首都ワシントンで気候変動対策に対するデモを行って注目を集めていた。80歳を超えてもアクションを起こすその姿勢は賞賛しかない。日本で大女優が同じことをしたら市民はどう受け止めるだろう。環境だけではなく様々な問題が山積する現代で、声を上げる人を素直にリスペクトできる国民であって欲しいと心から願うけど、あまり期待はしていない。

ジェーン・フォンダ氏はインタビューの中で、その日に着ていたセールで買ったという赤いコートが人生で最後の服だと語った。ハリウッドの大女優ともなると多くの服を持ち、着飾ることは自分の価値を保つことにもなる。これからも毎年毎年、新作を買い続けるのか。少し考えればこんな行動は馬鹿げたことだと気付くはずだ。Tシャツ、Yシャツ、トレーナー、ジャケット、ジーンズなどパンツをいくつか、それに厚手のコートがあれば何十着も持っている必要はない。大量生産大量消費の象徴的な存在なのがアパレルなのだ。そして売れない服、昔の服が捨てられるのであれば大量廃棄にもなる。ジェーン・フォンダ氏が環境問題で立ち上がったことと大量生産、大量消費、大量廃棄する服は完全に結びつく。

私もこのブログで環境に対して多くの記事を書いてきた。ただ書いているだけでは何も説得力がないのは分かっている。服に関して言えば、最後に買ったのはいつだろう。既に記憶がないのだけど、4年か5年くらい前にリサイクルショップで数百円のシャツを買ったのが最後な気がする。これから何か買うにしても古着だろうし、今の所その予定はない。穴が開けば縫えばいいし、家で着るなら大した問題ではないし、今着ているトレーナーはかなりやぶけている。貧乏くさくみすぼらしいのだろうけど私は気にしない。さらに言うと、あまり洗濯しなくても大丈夫だ。いや、大丈夫かは分からないけど、なんとかなるものです。

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