高田秀重「プラスチックの現実と未来へのアイデア」を読む

2021年1月2日土曜日

プラスチック 環境 読書感想文

t f B! P L

▽ふと考えてみると、環境系の本を最近読んでいなかった。インターネットから最新の情報は仕入れているけど、やはりそれだけでは足りない。といっても、私の環境系の知識がインターネットだけの知識で成り立っているわけではなく、今まで沢山の本を読んできた。それに自然保護団体の座学とフィールドワークの講座も受けたし、自然観察指導員の講習も受けている。けれど、世界の環境は刻一刻と変わり続け、今までの常識も覆ることがあるので、常に最新のものにしていかなければならない。プラスチックが環境に悪いことは分かりきっていたけど、マイクロプラスチックがより深刻な問題だということがクローズアップされてきた。これから未発見だけれどとても重要になってくる課題、問題も必ず出てくる。というわけで、意識的に自然環境系の本も読んでいこうと思う。

以下メモ

2050年に海洋中のプラスチックの量が魚の量以上に増加
食物連鎖によって生物濃縮、人間の口へ
リデュース、リユース、リサイクル、再生可能資源への代替
プラスチックは分解されない、発泡スチロール容器は消えてなくなるまで数千年
芳香剤、着色剤、安定剤、防カビ剤、充填剤などの添加物
広く普及したのは1950年前後
日本の生産量は1000万トン
リサイクル233万トン(168万トンは海外へ輸出)
熱回収534万トン
未利用173万トン
2004年から2017年、ペットボトル1本23.9%の軽量化、出荷本数は1.54倍
材料リサイクル、ケミカルリサイクル
カスケードリサイクル、水平リサイクル
最新型焼却炉、一日30トンの処理、建設費300億、耐用年数20年、維持費100億円
バイオマスプラスチック、食糧生産との競合、コスト、エネルギー、
生分解性、分解速度、リサイクルに不適、ポイ捨て助長
原油採掘から最終処分、ライフサイクルアセスメント
レジ袋配布禁止の国は多い
使い捨て容器、食器類の禁止も27カ国
日本は遅れている
3RプラスRefuse、断る、拒否する

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