赤城耕一「フィルムカメラ放蕩記」を読んで手持ちのフィルムカメラをチェック

2021年2月13日土曜日

カメラ 読書感想文

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▽前にも少し触れたけど、赤城耕一さんのこの本を読んでからフィルムへの思いがふつふつと湧いてきている。とはいえ、コスト的に大変なので、実際にまたフィルムカメラで撮り出すかは分からない。今から撮り始めるとして、手元にフィルムカメラはあるのだろうか。使えるかどうか分からないけど、いくつか置いてあったのでピックアップ。


これは今回紹介する中で1番カメラっぽいカメラ。ニコンのF4という機種で作りはプラスチックだけどめちゃくちゃ重い。30年以上前のカメラで、当時のフラッグシップモデルなのでさもありなん。ニコン初のプロ用AF一眼レフ機ということで歴史に残る機種だ。


お次はこちら。防湿庫から取り出して、こんなカメラあったかしらと考え込んでしまった。Kenkoが発売していたニコンFマウントのマニュアルカメラで、これはマップカメラ限定モデル。シャッタースピードは1/4000秒で露出計も付いているので撮影にそう困ることはなく、デザイン的にもレトロで可愛らしい。あまりこのカメラでガッツリ撮っていなかったかもしれない。


3つめはオリンパスのPEN、EE-3という機種。現在でもオリンパスはミラーレスデジタルカメラという形でPENシリーズを販売していて、コンセプトとしてフィルムカメラ時代のPENを踏襲している。とにかく気軽に持ち歩いて撮ろうという感じかしら。フィルムのPENはハーフカメラといって通常の2倍の枚数が撮れることが斬新だった。まあ、その分画質は悪くなるのだけど、それも愛嬌。今見ても魅力的なデザインで持ち出したくなる。


最後に四角い木製の箱型カメラ。デジタルカメラしか知らない人はまったく理解出来ないかと思うけど、レンズも付いていないし、当然電源もいらない。小さい穴が開いていて、そこから時間をかけてフィルムに露光させるピンホールというカメラ。今のデジタルカメラのようにクリアには撮れないし、三脚が必要で露光時間も計算しなくてはいけないという非常にわがままなカメラだ。けど、だからこそピンホールカメラでしか撮れない写真が出来上がる。今フィルムカメラで撮るとしたらこのピンホールカメラがいい。とはいえ、フィルムはないし現像はどこですればいいのだろう。

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