ほころぶ、マスコミの報道姿勢を考える

2021年3月4日木曜日

ほころぶ

t f B! P L

▽芸能ニュースというのはあまり興味がないのだけど、スマートニュースやポータルサイトで情報を集めているので、好むと好まざるにかかわらず目に入ってくる。テレビでも見ていれば芸能人の動向は気になるのかもしれないけど、エンターテイメント業界との接点はラジオくらいしかない。元々はお笑いが好きなので少し物足りないけど、テレビの電源をオンにしておくと見続けてしまう傾向がある。他の人もそうなのか分からないけど、他の作業ができるラジオが好きだ。

それはいいとして、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さんが不貞をはたらいたとして昨年から大げさに報じられている。その行為自体はまったくもって受け入れがたいものなのだけど、警察に捕まるような犯罪行為だったわけではない。言ってしまえば彼は結婚しているので夫婦2人の問題なわけで、許すも許さないも判断できるのは妻だけだ。周りは放っておけとは思うけど、その不貞行為が常軌を逸するものであるのは否定できない。

結局、2人は離婚することなく一緒に生活している。それなら周りがあれこれいうことはないのだけど、週刊誌などマスコミは動向を探っているようだ。世間はそれほど知りたいと思っているのだろうか。報道が一切なくなっても、きっと多くの人は気になって仕方がないということにはならない。さも価値のある情報のように提示され、踊らされているだけだ。マスコミは渡部さんが豊洲市場で働くことを報じ、執拗に追いかけ回している。そして渡部さんは市場関係者から来ないでくれと言われているらしい。

これは渡部さんの不貞行為が原因ではなく、マスコミが執拗に追いかけ回して市場に迷惑をかけたからだ。渡部建 早くも豊洲出禁…騒動拡大で市場から「もう来ないで」というタイトルの記事なのだけど、原因はマスコミのほうだろう。ネットを見てみると同じような意見で溢れている。渡部建さんも嫌われているのだろうけど、マスコミもマスゴミなどと言われ好意的な存在とは思われていない。こんな報道と行動をしていてはさもありなんという感じがする。

人というのは多かれ少なかれ間違いを犯す存在だ。今の社会は失敗をした人間を徹底的に追いみ復帰を許さないような空気がある。自分は失敗しないと信じていても、大切な人が失敗するかもしれない。どんなことがあっても見捨てられず、寛容でやり直せる社会のほうが生きやすくはないですか?

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