武蔵野点描、雑記

2021年6月5日土曜日

武蔵野

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▽そういえば6月になっているので先月のブログアクセス数の振り返り。5月は「9935」と1万を切ってしまった。まあ、基本的にはどうでもいいのですが、あまりにも少なければモチベーションが続かないので、これくらいの人には毎月見ていてもらいたい。ちなみに当然ではあるのだけど、一日も更新を欠かすことはなかった。

最近、自分の中で反復、繰り返しがとても大切なテーマな気がしてきている。このブログで毎日記事を書くこと、毎日空の写真を一枚撮り、セルフポートレートも一枚撮ることはただの反復作業だ。武蔵野の雑木林や田んぼや畑も定点観測でずっと撮り続けている。

繰り返すことを社会に置き換えてみても、決して悪いことではない。今の社会は変化、成長を求めすぎている。日々の静かな暮らしを繰り返していれば、ここまでの自然破壊、環境の激変、争い、新型コロナウイルスの世界的な蔓延はなかったのではないか。とどまることを人は嫌う。けれど、武蔵野で行われてきた里山や農業はただ繰り返すだけの簡単なものではない。それに同じように見えてすべては新しく更新されている。変わりゆく町の中で、同じ風景を先祖も見ていたと感じたのは近所のありふれた雑木林だった。

ブログのアクセス数というどうでもいい話から真面目な話になってしまったけど、繰り返す季節も本日6月5日から二十四節気は「芒種」。米や麦などの種を蒔く時期ということだけど、もう種まきは始まっている。七十二候は「蟷螂生ず」。そろそろカマキリに出会えるらしい。自分の畑ではカマキリに会ったことがないような気がする。

今日の写真は昨日畑作業の前に所沢の中富で撮った一枚。閑散としていた畑が生き生きとしてきた。

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