▽食べ物関連でブックマークしてあった記事がたまっていたのでピックアップ。
現代ビジネス
人類はこのまま肉を食べ続けていていいのか。これは私も考える問題ではある。動物の福祉の面では劣悪な環境で飼育することは問題視されてきているし、地球環境の面でも森林を牧畜やエサの栽培のために切り開いたりすれば悪化してしまう。そもそも倫理的に命を奪っていいのかという問題もある。なるべく野菜や穀物を食べるほうがいいとは思うけど、人類は太古から狩猟して生きてきたわけだし、地球に生きる生物たちは命を奪い、食べることで成り立っている種は多い。なのである程度は許されるとは思うし、記事でも書いているけど野菜や穀物を栽培するにも多くの昆虫たちを殺している。それに植物であっても動かないだけで命は命だ。もっといえば我々は歩くだけで生き物を踏み殺しているので倫理的なことを言ってしまえば自ら滅ぶしかない。話が長くなってきたので次の話題に移りたいのだけど、私が言いたいのはやりすぎはいけないということだ。
ツイナビ
スーパーなどには形も大きさもほとんど同じ野菜が並んでいるけど、その背景には多くの規格外品が廃棄されている現状がある。味は変わらないのにおかしな話だ。規格外品を買い取るのは一見美談ではあるけど、安く買い叩かれては選別して発送することで赤字になってしまうかもしれない。ベストは規格外品も正規の値段で買う、ですね。
朝日新聞
コンビニエンス大手のファミリーマートがパスタ容器を石油由来のプラスチックから植物油が主原料のバイオマスポリプロピレンに切り替えるようだ。これも燃やせば二酸化炭素は排出するけど、石油から製造するよりは低く抑えられるのかもしれない。ただし、自然分解されるとは書いていないので、適切に処理されなければマイクロプラスチックとして海洋を漂う可能性がある。それに家畜のエサでも書いたけど、植物油の栽培のために森林が切り開かれていたら無意味だ。さらに言えば人間の食料生産がバイオマス素材の生産に置き換われば、価格高騰を招いて飢餓が広がるかもしれない。石油から脱却するのは必要だけど、バイオマスならただちに解決というわけではないのだ。
FNNプライムオンライン
最後にこちらもコンビニエンスストアの話。残念ながらコンビニエンスストアは食品廃棄が多く、どう減らしていくかが課題になっている。廃棄してもいいから棚に商品を並べ、期限が近づいても割引をするなどして売り切らない姿勢も問題だけど、客が商品を後ろから取ることもその原因の一つだろう。このような状況は誰にとっても不幸なので、コンビニエンスストア各社は手前から取ろうというキャンペーンを始めた。調べてみると農林水産省、消費者庁、環境省も連携してのキャンペーンらしい。ポップを棚に貼り付けるだけで効果があるかは分からないけど、少しでも廃棄が減ることを祈る。