ニコンのカメラユーザーを不安にさせる国内生産終了の一報

2021年6月8日火曜日

カメラ

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▽私は写真を撮る人間なので、カメラ関連のニュースはとっても気になる。最近では老舗カメラ雑誌の日本カメラの休刊が発表され、大正時代に創刊されたアサヒカメラは去年休刊になってしまった。カメラメーカーではオリンパスがカメラなどの営業事業を売却してしまったし、ペンタックスはリコーの子会社で、コニカミノルタもソニーが受け継ぎ、マミヤはブランドが存在しているのかよく分からず、ゼンザブロニカはもうない。海外ではコダックやポラロイドが経営破綻してしまっている。

共同通信

そしてニコンがカメラの国内生産を終了することが判明した。少し前にニュースになっていたけど、年内で終了するというのが新たに判明したということだと思われる。といっても、ニコンがカメラ事業から撤退するということではない。すでに国内では仙台の工場での生産のみなので、風前の灯火という状態ではあったようだ。今後はタイでの生産に一本化し、品質水準が劣ることはないとしているので、そう心配するようなことではないと思う。ただし、デジタルのみならず、カメラ業界が縮小していることは事実だ。

先に少し触れたように、カメラ業界は時代とともに大きく変化してきたわけだけど、世代的に経験していることはフィルムからデジタルへの移行だろう。そして今起きているのはスマートフォンのカメラ性能の向上。これはパソコンにもいえるのだろうけど、スマートフォンが高機能になりすぎて差別化が出来ていない。どちらもプロユースな、ある程度のスペックが必要な環境では必須だけど、日常使い程度ならスマートフォンで十分だ。私が先日楽天モバイルで購入したほぼ無料のRakuten Miniですらそこそこ撮れる。ニコンユーザーとしては踏ん張りに期待したい。

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