武蔵野写真撮影記、堀兼をゆく

2021年7月15日木曜日

撮影記 武蔵野

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▽梅雨だからと怠けて武蔵野の写真を撮りに行っていなかった。一ヶ月も空いているわけではないのだけど、2週間、3週間と経ってくると少しばかり焦燥感が湧いてくる。そろそろ梅雨も終わりそうなのだけど、まだまだ雨や曇り空が続く。タイミングを見計らって撮りに行こうと思いつつ幾星霜。曇ってはいるけど少し雲間から青空が見える日、一か八かとスーパーカブに乗って出かけてみた。

向かった先は狭山市の堀兼。自分の畑からも近いのでついでとも言う。入間川からは少し距離があるので、ここに広がるのは畑。三富新田と並んで畑といえば堀兼というイメージを持っている。武蔵野地域に畑は多いし、私が住む所沢の荒幡周辺にもあるけれど、堀兼や三富新田のように見渡す限り畑という風景はなかなかない。少し羨ましかったりする。

写真はいつもの定点観測地点ではなく川越所沢線から少し入った場所から撮影した。結構広い畑ではあるけど、奥行きがもっとほしい。畑と工場の対比は気に入っている。


ここも定点観測地点ではないのだけど、ひたすら歩いていた頃はよく撮っていた。ずっと盛土されたまま今に至っている。何がどうなってこのような状態になっているのかは分からない。この左側に流れているのは不老川で、東京の瑞穂町にある狭山池の伏流水が水源とされていて、この池は狭山丘陵のすぐ近くにあり、その狭山丘陵の自然が涵養する水が関係していると思われ、私も一番東ではあるけど狭山丘陵の麓に住んでいるので親しいものを感じる。想像でしかありませんが。


さて、メインの堀兼の畑の写真だけど、少し残念な一枚。自分的に畑の聖地であるここも、すべてが利用されているわけではない。後継者が不在なのか、利益がでないから廃業したのか分からないけれど、耕作放棄された畑は多くなってきている。武蔵野地域ではあまり見かけないけど、太陽光発電と組み合わせた土地利用も必要なんでしょうね。一面里芋の畑を期待して撮りに行ったのだけど、今年は少ない気がする。その後、数分スーパーカブを走らせて自分の畑で汗をかいた。

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