▽レジ袋の有料化が実施され、プラスチック製のストローやスプーンなどの無料配布も禁止することで現在政府は動いている。プラスチックの削減を目指す取り組みはこれで終わりではなく、まだまだ続くと思われる。テイクアウトの弁当の容器や商品の過剰包装、個包装、そしてペットボトルも何らかの規制が検討されるはずだ。
所沢のマイボトルユーザーはとことこマイボトルスポットを活用すべし
これは前に書いた記事だけど、マイボトルやペットボトルを使いまわして自宅から飲み物を持参することが当たり前になれば、かなりの数のペットボトルを減らすことができる。ただ、飲みきってしまえば、ペットボトルの飲み物を買わなくてはいけないケースが出てきてしまう。会社などで給湯室でもあれば自分でお茶なりコーヒーなり作れるのだろうけど、そう多くないかもしれない。所沢ではお茶屋さんが店舗でマイボトルにお茶を補充するという取り組みが始まっている。料金的にはペットボトル飲料より安いわけではないのだけど、所沢の名産である狭山茶を気軽に味わえるなら損はないはずだ。ただ、お茶屋さんのすべてが駅前など立地がいい場所にあるわけではく、参加店舗が少ないのも難点かもしれない。
無印良品の店舗で水の給水サービスを始めたと以前話題になっていた。無料でマイボトルに給水できるので、とてもありがたいサービスといえる。公共の給水スポットも検索できるアプリがあるので試しにインストールしてみた。
私の地元である、所沢から航空公園にかけての給水スポットが青い雫で確認できる。所沢西武の中に無印良品が出店しているので、ここでマイボトルへの給水や専用のボトルの購入などが可能。ただ、30万人以上の人口がいる所沢で、駅前で給水できるスポットは無印良品と、西武の地下一階の新井園のお茶だけというのは少し寂しい。他は公民館などの公共の施設内と、トヨタレンタカーでも給水できることはこのアプリで知った。ドトールやスターバックスなどのコーヒーチェーンはあるけれど、どのくらいの人がマイボトルを利用しているのだろう。
mymizu
もう一つ、給水スポットを探せるアプリがあるのでこちらもチェックしてみたい。
mymizuというアプリのほうは無印とは違って所沢駅前にスポットがなく、航空公園内に複数点在していることが分かる。オレンジ色のスポットは公民館などの公共の場所に設置されているもので、青いのは公園に設置されている水道。残念なのは対抗意識があるからなのか無印良品のスポットがなく、トヨタレンタカーもない。他の地域ではどうなっているのかチェックしていないけど、これだと2つのアプリを使い分ける必要があって非常に残念な状態だ。もう少し考えを広げて、マイボトル利用ができるカフェやコンビニなどのマップがあってもいいかもしれない。ペットボトル飲料を買わなくてもいい暮らしはまだ少し先ですかね。