はたあきひろ「ペットボトルからはじめる水耕栽培とプランター菜園」を読む

2021年7月20日火曜日

プラスチック 読書感想文 野菜

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▽ペットボトルの再利用法というのをウェブなどの記事でよく見かける。この場合、リサイクルという意味ではなく、私の場合は水筒代わりに何度も再利用するというもの。最終的には回収してケミカルリサイクル、原料にまで戻して製品に生まれ変わらせるというのがいい。ただ、やはり一回使っただけでリサイクルするというのは効率が悪い気がする。再利用方法として米やパスタなどの食材の保存に利用したり、工作して小物入れにしたり、インテリアに加工したりいろいろあり、私はじょうろ代わりにしたりもしている。

「ペットボトルからはじめる水耕栽培とプランター菜園」という本を見つけたので読んでみることにした。このアイデアも前から知っていて興味はあったのだけど試してはいない。というのも少しハードルが高いような気がしていたのだけど、実際どうなのだろう。読み進めてみる。

水耕栽培をペットボトルでする場合は、上の部分をカッターで切って、それを逆さにして下の部分にセットする。そこに大きさが合うように切ったスポンジを置き、カッターで切れ目を入れて種を差し込む。そして水を入れて育つのを待つわけだけど、私としては気になる点がいくつかある。肥料には液体肥料を使わなければいけないのだけど、これが有機肥料の選択肢があまりなさそうなこと。調べるとやり方はあるようだけど、簡単にはいかない気がする。私は畑でも化学的なものは避けているので、水耕栽培でも化学肥料を使いたくない。それに高い有機肥料を買い続けなくてはいけないのなら非生産的だ。

というわけでペットボトルを利用して野菜なり花を育てるなら水耕栽培ではなく、一般のプランターと同じように土を使うのが良さそう。大きめの四角のペットボトルを横に置き、上の部分をカッターで切り開き、底の部分にキリなどで穴をいくつかあける。そこに土を詰め、種を蒔けばいいだけだ。土での栽培なら100円ショップでも販売されている油かすなどの有機肥料が使えるので、わりと簡単に有機栽培が可能だ。この本ではペットボトルの他にもお菓子などが入っていたスチール缶、空き缶、牛乳パック、卵パックなどでの栽培も紹介されているので、アイデアは無限にある。私も試してみよう。

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