▽東京で4回目の緊急事態宣言が出され、埼玉もさいたま市と川口市でまん延防止等重点措置が延長されていたのだけど、新規感染者が埼玉で広がっていることから、私が住む所沢も20日からまん延防止等重点措置の措置区域に追加されることになった。正直、いつまでこのようなことを続けるのかと鬱々とした気持ちになる。私自身がこのまん延防止等重点措置で直接強い影響を受けるわけではないのだけど、世間は混乱しているというか空気が重い。20日から追加される自治体は以下。
川越市、所沢市、春日部市、草加市、越谷市、蕨市、戸田市、朝霞市、志木市、和光市、新座市、八潮市、富士見市、三郷市、鶴ヶ島市、ふじみ野市、伊奈町及び三芳町
所沢で爆発的に新規感染者が増えているわけではないのだけど、埼玉県は7月12日の110人から右肩上がりで17日が318人、18日が287人となっている。まん延防止等重点措置がさいたま市と川口市だけとはいえ、他の地域で制限をしていないわけではない。内容的には大きく変わらないのだけど、まん延防止等重点措置の切り替え、東京都での緊急事態宣言の解除の余波がここまであるのは不思議だ。20日から18の自治体地域が追加されるので、要請内容をチェックしてみよう。まん延防止等重点措置の期間は20日から8月22日まで。さらに延長するような気がしてならない。
飲食店の営業は午前5時から午後8時までで酒の提供は午前11時から午後7時まで。ただし、基本的に酒の提供は終日自粛で「彩の国『新しい生活様式』安心宣言飲食店+(プラス)」の認証を受けることで提供が可能になる。措置区域と区域外では営業時間と酒の提供が1時間前倒しになることと、人数上限として4人以下か同居家族のみのグループから1人か同居家族のみのグループという変更になる。
劇場、映画館、美術館、百貨店、ショッピングセンターなどは営業時間午後9時から午後8時へ短縮で、酒の提供は午後8時から午後7時に短縮と飲食店の場合と同じ。人数上限は5000人、大声での歓声、声援がないことを前提としうるものの収容定員100%、想定されるものの収容定員50%で措置と措置外で変更はなし。
「彩の国『新しい生活様式』安心宣言飲食店+(プラス)」の内容はどうかというと上記のチェック項目がある。アクリル板はともかく、換気を考えると工事が必要になってくるかもしれない。いずれにしても店舗には多大な負担がかかるわけで、それにまん延防止等重点措置への移行でどれだけ効果があるのだろう。さらにオリンピックが迫り、窮屈と不安な日々は続く。