▽環境系の記事をいくつかブックマークしてあったのでピックアップ。
イオンは8月25日から、持続可能な漁業で獲られた天然の水産物であることを示すグローバル認証「MSC認証」を取得した「からふとししゃも」を、全国のイオン、イオンスタイル、マックスバリュなど約1200店舗で販売する。新型トレーを採用することでししゃもを固定するストローの使用をなくしプラスチック使用量を削減したほか、一部製品のトレイに再生原料を使用し、年間約25tのCO2削減につなげる。
ししゃもがどのように販売されているの意識していなかったのだけど、イオンではストローをししゃもの口の部分に刺して、何匹かをトレーに並べて販売していた。確かに平のトレーに並べると運んでいる間にずれてしまうかもしれない。だったら竹串とか糸でもいいような気がするけど、イオンはこれをトレーの形状を凸凹にしてずれを防止し、ストロー及びプラスチックの削減につなげるそう。小さな変更のようだけど、まだまだやれることは多い気がする。
こちらもイオンの取り組みなのだけど、上述のししゃもとは違って使い捨て容器自体を削減しようとリユース、回収して繰り返し使う容器を導入した。プラスチックも回収はしてリサイクルしているので、同じではないかと思ってしまうけど、このイオンの場合は回収して洗浄し、製品を詰め直して販売する。なのでプラスチックを原料に分解して再利用するより遥かに環境負荷が少ない。どんな商品があるか見てみると、シャンプー、コンディショナー、ハンドソープ、ひげ剃りの替刃、消臭剤、キシリトールガムなど多種多様。とはいえ、現在はまだ16品目だけなので、これからの広がりに期待したい。
ペットボトルを一所懸命回収するのは悪いことではないけれど、最善策とは言えない。何度も書いているけど、ペットボトル製品をなるべく買わないことが大事だ。イオンのリユース容器のように、ペットボトルを洗浄してそのまま使うことはできず、粉砕して原材料にしたり、科学的な処理をして原料にしたりして再利用する。当然結構なエネルギーが必要なので、リサイクルがペットボトルを購入することの免罪符にはならない。とはいえ、埋め立てたり不法投棄されるよりは回収するほうがいいので、この世からペットボトルがなくならない限りは必要なことだとは思う。
最後に東京新聞のこちらの記事。環境系の記事というと少し違う気がしてしまうけど、古い道具を長く使うというのはとても大事なことだ。ラジカセがその選択肢として有効なのは分からないけれど、最新の高機能な製品を次から次に買っていくのは大量生産大量消費に加担することになるので避けたい。私はテレビは見ずにラジオを常に聞いているので、次の選択肢として中古のラジカセを手に入れようかと考えている。