▽ツイッター社をテスラやスペースXの創業者でありCEOのイーロン・マスクさんが大株主になり、取締役になる、更には買収するという話が矢継ぎ早に報道され注目していました。イーロン・マスクさんというのは先進的で革新的な事業を展開し、今や世界一の大富豪として君臨しています。否が応でも注目せざるを得ないのですが、イーロン・マスクさん自身も物議を醸す発言で賛否を巻き起こし、ミステリアスな私生活も相まって大変興味をそそる人物です。そんな彼がツイッターの経営に深くコミットしようとしているのは一体どのような思惑があるのでしょう。
これで、ネット交流サービス(SNS)として社会的責任を果たせるようになるのだろうか。 米電気自動車テスラの創業者イーロン・マスク氏が、米短文投稿サイトのツイッターに買収を提案した。同社の経営陣は防衛策の導入を決め、対立が深まっている。
毎日新聞も社説で取り上げるくらいなので、世間的な関心は日本でも高いと思われます。イーロン・マスクさんが求めているのは、ツイッターの言論の自由を確保した公共性のようです。私もSNSはツイッターがメインなので大変お世話になっているのですが、確かに気になることがいくつかありました。ただ、それは大抵は機能的な面で、複雑化といいますか、無意味と思えるような機能を実装していく方針でいいのかということです。それは公共性という部分ではイーロン・マスクさんとそうかけ離れてはいません。よりシンプルで使いやすいほうが多くの人が利用でき、公共性が増してくると思うからです。災害が起きた時には、例えば東日本大震災でツイッターは活躍しました。
ただ、ツイッターも企業が運営しているので、利益をしっかりと上げていかなければいけません。そうなるとユーザーを飽きさせないために様々な機能を盛り込んだりも必要なのでしょう。理解はできますが、それが逆にツイッター離れを引き起こさないか心配になってしまいます。ミクシィもフェイスブックもごちゃごちゃしすぎて、私個人としてはアカウントを消してしまいました。SNSから離れていく人が増えているという話も聞くので、もしもイーロン・マスクさんが関わることで健全化されるなら歓迎したいところです。