野菜作りのすゝめ

2022年6月26日日曜日

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▽毎度毎度の朝から畑。午前中から30度を超えてくる猛暑日。所沢の気温は午後には35度を超え、群馬県の伊勢崎市では40.1度に達しました。6月の気温としては40度超えは観測史上始めてのことだそうです。10日先までの天気を見てみますと雨のマークはほとんど見当たらず、30度を下回る日もありません。梅雨明けして真夏に突入してしまったかのような気候です。異常というほどでもないのでしょうが、私が子供の頃は夏といえどももう少し過ごしやすかった気がします。

環境問題に熱心といえども、これが必ずしも地球温暖化、気候変動の影響とは思っていません。振り返ってみれば異常な暑さの年はあったでしょう。気温でいえばほんの少し上昇しているだけです。といって楽観的に構えていいとは思っていません。何もしなければ地球環境は必ず悪化しますし、異常気象は現段階でも確実に増えているようです。我々はライフスタイルを変える、もしくは戻す必要があるでしょう。

連日のように畑のことを書いていますが、1つのアクションであり表現です。普段口にする食物は数多くの化学製品や重機、プラスチック、石油が使われています。といってすべての農業を否定するつもりはありません。少ない農業従事者で多くの国民を養うには慣行農業である必然性があります。ただちに慣行農業から有機栽培に切り替えてしまえば食は大パニックに陥ってしまうでしょう。私が参考にしている自然農なんて大量生産にはまったくもって不向きです。


ただ、1つのアクションとして実践して伝えたいことがあります。何も農薬、除草剤や殺虫剤、化成肥料、プラスチック製品、重機を必ず使用しなければ野菜ができないわけではありません。写真のジャガイモは農薬のたぐいは使っていませんし、化成肥料はもちろん肥料さえあげず、ダメとされている連作も問題なし、種芋もホームセンターでは買わずに収穫したものを埋め戻しただけで収穫できました。草刈りも積極的にはしていません。

ウクライナにロシアが侵攻し、世界の流通は大混乱をきたし、とりわけ食料品価格の高騰が深刻になってきています。日本は言わずもがなあらゆるものを輸入に頼ってきました。ウクライナやロシアほどの広大な農地が日本にあるわけではありません。けれど、かつては完全に自給していたのですから、食料生産を活発にすることは可能でしょう。農業を始めるのはなかなか大変なことなので、家庭菜園的に自分で野菜を作ってみることは強くすすめたいです。私のようなストイックな野菜作りではなくとも、既存の流通をショートカットできるので環境にとってもプラスになるでしょう。ベランダでもできますしね。

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