▽休みの日。予定なし。そもそも予定のあることなんてほぼないです。よくよく考えてみると、畑か写真を撮りに行くくらいしかやることがありません。少し哀しくなってきますが、この畑と写真があれば十分な気がします。何もすることがないという人もいることでしょう。日がな一日、時代劇やチャンネルを切り替えて番組を探している父を見るとそう思います。ただ横目でちらりと確認するだけで会話をするなどコミュニケーションはありません。これまた哀しい家族ではありますが、そういう家族として何年も何十年も過ごしてきました。１つの家族の形の帰結としてはきっと失敗なのでしょう。これが我々には当たり前のことなので誰かが何かを変えようと動くことはありません。きっとこのまま終わっていきます。ハッピーな家族というのは世の中にどれくらいあるのでしょうか。ふいに親を見て絶対に結婚はしないという知人のことを思い出しましたが、私も同じような心持ちなのかもしれません。ハッピーな家族ができるものならチャレンジしたいものですが、このまま孤独に死んでいくのでしょう。なんだか暗い話になってきました。
華やかなコスモスもなんだか寂しく感じてしまいます。図書館で借りていた本の返却日なのでテクテクと近所の公民館に向かいました。
いつものように席に座りアエラを読みました。骨太な記事もある文藝春秋でも良いのですが、思想的にアエラのほうがしっくりきます。そういえば昔はアエラも文藝春秋も購入していました。
雨が降りそうなので足早にコンビニエンスストアへ。写真は撮るだけでなく、プリントして展示していくことが重要だと考えています。個展からは遠ざかってしまいましたので、ほそぼそと準備をすることにしました。いつもの埼玉県立近代美術館はいくつか書類を用意しなければいけないので、コンビニエンスストアでプリントしました。自宅のプリンターは放置してしまって使い物になりません。展示をするにもインターネットで注文するので、自宅にプリンターは必要ないような気がします。
インターネットにあらかじめファイルをアップしておき、コンビニエンスストアの多機能コピー機でプリント。白黒のA３、A４がそれぞれ２０円、Ｌ判の写真プリントが３０円。とても便利でリーズナブルなのですが、写真のプリントはずれて白い部分ができてしまうものがありました。クオリティの面ではあまり期待しないほうがいいかもしれませんね。
