空点描、レジ袋有料化は愚策だったのか

2021年1月11日月曜日

プラスチック 環境

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▽レジ袋の有料化が始まってしばらく経ち、辞退率は結構な高さになっていると聞くので、環境意識は高まっているのかと考えていた。けど、この記事を見たら少し不安になってくる。

「千鳥・大悟、エコの押し付けに「文句言うなよ感、スゴない?」」

テレビ番組での発言が記事になっているのだけど、エコバッグが嫌、紙袋の有料化への苦言、エコへの同調圧力が不快、不便になった、紙ストローは美味しくない、などということが語られたようだ。

言いたいことは分からないでもない。今までの便利で快適な暮らしから考えると、確実に不便だしコストもかかってくる。けれど、今の暮らしを得るために失ったのが健全な地球環境だ。確かにレジ袋の有料化でプラスチックの使用量を削減出来ているとは思えない。結局ゴミを出すときにはプラスチックのレジ袋かゴミ袋を利用している。小泉大臣も直接的な削減効果より、環境意識の高まりを期待しているというようなことを言っていた。

記事のコメント欄を見ると、この芸能人たちに賛同する意見であふれている。インターネットに書かれていることが総意ではないし、あの中で別の意見を書き込むめば批判されるので書きづらい。場所によっては反エコへの同調圧力が渦巻いているのは注目すべき点だ。どちらの勢力が多いのかは分からないけど、ヤフーのコメント欄も捨てたものではない。確かに不平不満で溢れているけど、これでは意味がなくこうすべきだという代替案が相当数書かれている。ということは世の中がエコに向かうことに反対なのではなく、現在の政府が行う政策に不満があり、より効果的な政策を望んでいるということだ。環境意識は高まったと捉えればやはり効果はあったように思える。大事なのはレジ袋有料化に続く次のステップ。大いに期待したい。

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