保坂直紀「海洋プラスチック 永遠のごみの行方」を読む

2021年5月6日木曜日

プラスチック 環境 読書感想文

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▽頻繁にこのブログでも取り上げているプラスチック問題。情報は最新のものをチェックしているつもりではあるけど、知らないことは山のようにある。学者ではないのだから過剰に学ぶ必要はないのだろうけど、環境に関しては無知でいたくはない。なぜなら自分にも関係があるし、未来のためにも地球環境は守らなくてはいけないことだ。

以下、メモを羅列

○日本人のプラスチック廃棄量年間35キロ、世界2位、1位はアメリカ
○海岸ゴミで多いのはタバコフィルター、包装、ストロー、フォーク・ナイフ・マドラー、飲料ボトル、飲料ボトルキャップ、レジ袋の順
○5ミリ以下のプラスチック片がマイクロプラスチック
○プラスチックは半永久的に残る(研究は途上)
○今まで人類は83億トンのプラスチックを生産(焼却8億、リサイクル6億、埋め立てや流出で49億)
○年間800万トンが海に流出
○プラスチックは多くの添加物を含んでいる
○海に流出した多くのプラスチックはどこに行ったのか分からない、ミッシングプラスチック
○海洋プラスチック憲章、日本とアメリカは署名せず
○リデュース、リユース、リサイクル、リカバリー(サーマルリサイクルと呼ぶのは日本だけ)
○2050年、海洋中のプラスチックの重さが魚を上回る
○原油、石油も元々は天然素材
○ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリという言葉は多くの、たくさんという意味
○ポリエチレンはエチレンという分子が鎖状に無數に絡まっている状態
○紫外線がこの鎖を引き剥がす(もしくは水分)が、鎖は長く丈夫なので完全な分解は難しい、時間がかかる
○生分解性プラスチックは救世主とは限らない
○ポリ乳酸が分解されるには条件がいくつかある
○ポリブチレンサクシネ-トは土で分解するけど水では無理
○分解されなければ通常のプラスチックと同じ
○微生物、魚、人間はプラスチックを食べている
○プラスチックに含まれる添加剤、有害物質を吸着しやすいが安全といえるか(研究段階)
○マイクロプラスチックはあらゆる海に存在
○2018年に生産したプラスチックは原油全体の3%(8割が燃料)
○プラスチックを減らすのか、原油を減らすのか

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