ウェブで連載中のお気に入り歴史漫画作品を紹介

2021年6月14日月曜日

漫画

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▽先日ベルセルクの話からオススメのウェブで連載中の漫画の紹介をしたのだけど(ベルセルクの話からオススメの異世界歴史漫画を紹介)、まだまだ面白い作品がある。前回は歴史物でありつつ異世界歴史、タイムスリップがテーマだったのだけど、今回は純粋に歴史物。といっても、漫画なので司馬遼太郎作品のような重厚さはない。それに正確な歴史が描かれているともいえないので、あくまでエンターテインメントとして読んでほしい。まあ、それなら司馬遼太郎も同じですが。しっかりとした歴史検証がされていたとしても、会話や何を思ったのかを描くのは作者の想像だ。

「ヴィンランド・サガ」
コミックDAYSにて連載中。いきなりメジャー作品の紹介。というのもアニメ化もされている人気作なので知っている方も多いかと思う。バイキングがヨーロッパを跋扈していた時代の話で、直接的な戦いだけを描くのではなく、戦いから抜け出すための戦いを主人公は始めてゆく。「本当の戦士」とは何なのか。


「応天の門」
コミックバンチにて連載中。こちらは藤原道長と在原業平が平安京で起きる様々な事件を解決していく話。歴史物というと戦国時代や幕末、三国志が人気だけど、時代を揺るがすような出来事が歴史のすべてではない。歴史好きというよりコナンや金田一のような話が好きな人にオススメ。


「瀧夜叉姫 陰陽師絵草子」
ニコニコ静画にて連載中。時代的に応天の門とどちらが古くて新しいのか分かっていないけど、こちらは陰陽師で有名な安倍晴明が主人公。原作が夢枕獏の人気作なので、物語は当然面白いのだけど、何よりも絵が素晴らしい。バトルアクションの躍動感、人物描写、時代背景がよく分かる繊細な書き込み。アニメで見てみたいくらいだ。


「カンギバンカ」
マガポケにて連載中。時代がぐっと進んで戦国時代が舞台ではあるけど、有名な織田信長や豊臣秀吉、徳川家康が活躍する少し前で、主人公の松永久秀の幼少時代から物語は始まる。戦国メジャー選手ばかりではないけど、ここから時代が動き出すといっても過言ではないので戦国好きも間違いなく楽しめるはずだ。


「淡海乃海 水面が揺れる時」
ニコニコ静画にて連載中。こちらも織田信長が活躍する少し前で、主人公はかなりマイナーな近江の朽木基綱という人物。といっても実は転生物なので前回紹介しておけばよかったと少し後悔している。時代を辿るのではなく改変し、成りあがっていくのだけど、どこまで大きくなるのか非常に楽しみな作品。


「賊軍 土方歳三」
コミックDAYSにて連載中。戦国時代から進んで幕末、主人公は土方歳三。新選組での活躍を描く作品が多いけど、こちらは幕府、新選組が崩壊した後の土方が描かれていく。歴史に忠実なのかは分からないけど、知らないだけに新鮮に読めている。ハッピーな結末ではないんでしょうけどね。


「無限の住人~幕末ノ章~」
マガポケにて連載中。こちらも幕末の話で人気作「無限の住人」の続編。漫画の担当は変わっているようだけど、公式続編というだけあって違和感はない。幕末の有名人と関わりながら物語は進んでゆく。


「アサギロ~浅葱狼~」
サンデーうぇぶりにて連載中。最後にこちらも幕末で主人公は新選組の沖田総司。連載当初は沖田が死ぬまでは書かないんだろうと思ったのだけど、現在23巻刊行されている。かなり息の長い作品になりそう。美男子ではなくどこか間抜けな描写が新鮮で面白い。

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