医者嫌いだけどワクチン接種は必要なんだろうと千葉さんの死去で思う

2021年8月26日木曜日

COVID-19

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▽新型コロナウイルス、もといCOVID-19が猛威を奮い出して幾星霜。COVID-19の名前が示すように2019年に発見されたコロナウイルス感染症で、2020年の初頭から全世界に広がっていった。数ヶ月で収束するのかとぼんやり思っていたのだけど、1年半以上が過ぎた現在も混乱は続いている。新規感染者が過去最高を記録するような日々が続き、新たに緊急事態宣言の対象地域が追加されるなど、2019年以前の状態に戻るにはまだまだ時間がかかりそう。むしろ戻ることはなく、COVID-19と共存するような社会が待っているのかもしれない。

一つの希望は多くの人がワクチン接種をすることだと思われる。実際、ワクチンを先行して
接種していった高齢者の新規感染者は少ない。それだったら感染を撒き散らしそうな若い世代を優先させて、飲食店などの利用を促せばよかったのではなかろうか。とはいえ、そうなると高齢者を見放すようなことになるけど、現役世代に一生懸命働いてもらわないと困るわけで、まあ、優先順位を考えることは難しい。

COVID-19は多くの人の生命を奪った。今までに25日時点で136万8110人が感染し、1万5756人が亡くなっている。いつの間にかかなりの人数に達してしまっていることに驚く。インフルエンザと比べられることがあるけど、2018年の死亡者数が3千人ほどで、インフルエンザが原因で持病を悪化させた間接的な死亡者数は1万人ほどという話なので、COVID-19が飛び抜けて危険なウイルスというわけではないような気がしてくる。それでも、マスクの着用や消毒、距離を保つなど様々な対策をしてのこの数字だ。例年のインフルエンザくらいの危機感だったらとんでもないことになっていたかもしれない。

COVID-19は著名人の生命も奪ってきた。子供の頃から見てきた志村けんさんは衝撃だったし、岡江久美子さん、高田賢三さん、神田川俊郎さんなど枚挙に暇がない。そして8月19日には俳優の千葉真一さんも亡くなった。千葉さんはワクチンを接種していなかったようで、もしも接種していたら亡くなることはなかったかもしれないと思うとやるせない気持ちになる。といってワクチンはおそらく完璧ではなく、副反応は既に報告されているし、長期的に何らかの影響があるかもしれない。効果も永続的にあるわけではないので、時間が経てばまた打つ必要があるだろう。千葉さんは身体に自信があったからなのか、ワクチンは打たないと生前語っていたようだ。自分だけは感染しない、身体が丈夫だから重症化しない、そんな考えは捨てたほうがいいらしい。

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