▽プラスチックの利用を減らすことは世界的な共通課題になってきた。大きく動き出すきっかけになったのは、ウミガメの鼻にストローが刺さった動画だったと思うけど、ウミガメや他の動物がプラスチックを誤食してしまうことも広く知られている。海に流出したプラスチックが細かく削られ、自然に還ることなくマイクロプラスチックとして大量に存在していることも削減の動きにつながった。そのマイクロプラスチックも小さな魚には危険だし、巡り巡って私達も口にしている。人間の身体に害がなければいいのかもしれないけど、今では規制されているプラスチックもあるし、有害物質が付着しやすいともいう。
日本では賛否両論ありつつもレジ袋の有料化が始まり、プラスチック勢ストローやスプーンなどの無料配布もなくなる。先行して紙のストローに切り替える企業も出てきているけれど、まだまだ足りない。弁当の容器や過剰包装、ペットボトル飲料なども規制の必要があるだろう。いや、生活を見渡せばプラスチックはあらゆる所に存在している。私もペットボトル飲料は買わずにマイボトルを持ち歩いたり、プラスチックを避けて買い物をしてはいるけど、完全なプラスチックフリーの生活は難しい。
今やプラスチックは人間の胎盤からも検出されています。しかし各国政府は、プラスチック汚染を終わらせるための国際条約に合意することができます。各国政府が一堂に会するこの機会を前に、緊急キャンペーンにご署名ください。
グローバルに活動するAvaazから署名を求めるメールが届いた。このブログでも何度も触れているように、プラスチックはとても便利ではあるけれど非常に厄介な存在だ。世界的な動きとしてプラスチック削減に一歩進むようなアクションが出来るなら喜んで署名しよう。どうやら国連はプラスチックを減らすための国際条約を検討しているらしい。今月末から開かれる国連環境会議において各国の首脳が合意すれば実現される。このAvaazの署名はこの会議に参加する首脳に対して条約の締結を呼びかけるものなので、もし賛同いただける方はよろしくお願いします。