３月１６日からの展示の準備を始める

▽前に告知し、当ブログの右上にもバナーを貼ってますが、３月１６日から埼玉県立近代美術館での企画展に参加する。通常の写真の展示ならプリントして出来合いのマット入りの額にでも入れて終了、という感じなのだろうけど、今回の私の展示はそういうことではない。１枚１枚の写真はＬ版なのでかなり小さいが、それを７０２枚隙間なく壁に貼り付ける。当初は７２０枚のつもりだったのを計算違いで７０２枚に変更。COVID‑19の感染が広がる期間の空の写真を展示するという趣旨で、今年に入った期間の写真はプリントしていない。余裕があれば増やそうかと思っている。

この７０２枚の写真を設営日当日に１枚１枚貼り付ける時間はない。なのであらかじめA３サイズの厚紙に９枚ずつノリで貼って用意している。もう１列となると５４枚追加で、展示スペース的にも余裕があるはずなので、また枚数の変更をするかもしれない。まあ、厳密に言えば人間のすることなので、毎日撮るといっても忘れてしまう日が何日かあった。COVID‑19の感染もまだ収束していないので、これから先も何年も続いていけば考え方も変わるかもしれない。

これが今回展示する私の作品のタイトル。COVID‑19にしたかったのだけど、イメージ的に硬くなりすぎるのでコロナにした。

実際に展示する作品はこのような感じ。始めたばかりなので作業はまだまだ終わらない。今までは頭の中で仕上がりをイメージしてただけなのだけど、こうしてみるとより鮮明にイメージできるようになってきている。全然考えていることと違っていた、なんてことにならずに、ちゃんと自分の考えていることをこの作品で表現できそうだ。