ニワトリを飼う理由と言い訳を考える日々

2022年5月10日火曜日

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▽先日読み終えたジェイシー・リースの「肉食の終わり」に投げかけられた問いへの答えはなかなか見つかりません。問いや投げかけ、問題提起というよりはもっと強い言葉で変化を求める内容でした。何を食べ、動物とどう付き合っていくべきなのか。私は相変わらず肉を食べ、今まで通りの生活を続けています。

子供が突然「ニワトリを飼いたい」と言い出したら、何と答えるか。長崎市に暮らす写真家の繁延あづささんは、ある日小学校6年生の長男に「ゲーム買うのやめるからさ、その代わりニワトリ飼わせて」と持ちかけられた。親子に何が起きたのか――。

子供にニワトリを飼いたいと言われたら皆さんはどうしますか?多くの人はニワトリを飼うような環境にないと思われます。周りに住宅がなく近隣住民に迷惑のかからない環境が必要でしょう。記事でも書かれていますが、誰しもが知っている「コケコッコー」という大きな声で鳴くのはオスだけです。メスなら静かですし、卵が食べられて、残酷ですがニワトリ自体も食べてしまえます。多くの人は鶏肉だけではなく豚や牛も食べているのだから、そう残酷なことではありません。スーパーに並んでいる肉なら罪悪感が薄れるのは不思議ですが肉は肉です。


偶然なのですが、私も息子さんと同じ本を図書館で借りて読んでいました。しかも小学4年生と思考回路が同じらしく、読んでからニワトリを飼いたくなっています。肉食に対する違和感を「肉食の終わり」を読むことで覚え、そしてペットを飼うことにも疑問を呈してきました。矛盾ばかりの人生でお恥ずかしい話です。それでもニワトリを飼いたいという意志は小学生並みのわがままさ加減で変わりません。そのようなわけで、日々ニワトリを飼う理由、言い訳を探しているのです。


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