ほころぶ、阪神淡路大震災から26年

2021年1月18日月曜日

ほころぶ 災害

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▽1月17日は東日本大震災と並ぶ大きな地震災害の阪神淡路大震災が起きた日だ。あれから26年。私は直接体験したわけではないけど、映像で見るその衝撃的な光景は未だに記憶に残っている。犠牲者は6434人。ケガをしたり、心に傷を負ったり、住居を失ったり、被害を受けた人の数は計り知れない。ただただ悼むばかりです。

日本は阪神淡路大震災以降も多くの災害にみまわれている。地震だけでなく台風も来たし、大雨も降った。これからもどんな災害がいつ、どこで起こるか分からない。南海トラフ地震はいつ起きてもおかしくないと言うし、富士山だっていずれ噴火するのだろう。日本はなぜ他国から侵略されなかったかというと、山ばかりで平地が少なく、台風や地震、洪水、津波、噴火など災害ばかりで価値がないとされたという話を聞いたことがある。

現代においては土木技術が発達し、災害の被害はだいぶ抑えられてはいるんだろうけど、やはり自然は驚異で人間の力で抑えられるものではないというのが現実だ。いくら堅牢に作ろうとも壊される時は壊される。だからといって何もせず、神に祈るだけでいいわけがない。過去から学び、忘れず、備えることが必要だ。

私が住む埼玉県の所沢は災害に強いと言われる。大きな山も川もないので土砂崩れや噴火、洪水や氾濫というリスクは少ない。それでも川は流れているし、丘陵地でもあるので油断は禁物だ。それに台風はやってくるし、地震だって立川断層が近くにあるので巨大地震のリスクはある。日本には安全な場所はないと認識して暮らすのは大変なことだけど、自動車に轢かれたり、何かにぶつかったり、暴行されたり、いろいろなリスクがあるのと同じことだと思う。

そうはいいつつ、やはり何事もない日常を願ってしまいます。

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