自宅から5分くらいの所沢市にある鳩峯公園で園路改修工事が始まった。といっても、大規模な工事ではなく、柵が老朽化しているから新しくしようという程度と思われる。丘陵地で谷のようになっていて、自動車も侵入できるので柵が必要なのかもしれない。自動車の侵入は禁止して、木々を増やしたほうが安全で楽しめるような気はする。自動車で不法投棄しにくる輩も多い。
どのような柵かというと、以前は木製だったのだけど、新しく設置されるものはコンクリート製で木に似せている。調べてみると擬木丸太という商品名で売られていた。
コンクリート製なのでつなぎ目もしっかりセメントで固められている。
足元を見ると、しっかりコンクリート&セメントで基礎が固定されている。
フェンスが設置されている園路は結構長い(400mくらい?)のだけど、499万4千円で受注されたらしい。
10年以上は木の柵だったのだけど、既に崩壊寸前の箇所もある。どうしたって木は腐るので仕方ない。不思議に思うのは、ここ鳩峯公園はコナラやクヌギが多いとはいえ、木々が大きく育っている。今も業者が入って萌芽更新なのか、ただの伐採なのか分からないけど、沢山の木材が発生しているはずだ。これをフェンスに使うとなると、製材しなければいけないし、形や色も均一にはならない。けど、市内にも木材店はあるので遠くまで運ぶ必要はなく利益を生むし、輸送面だけでなく木材なので環境的にも悪くなく循環できる。何かもったいないなとモヤモヤしてしまう。
最後に鳩峯の読み方は「はとみね」ではなく「はとがみね」と読む。峯と言いつつ山頂というほどの高さはなく、鳩的に平和な峯、という意味なのかは知らない。