荒幡富士をゆく、雑記

2021年5月29日土曜日

荒幡富士 所沢

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▽日中の天気は曇っていたけど、日没前に晴れそうだったので、夕陽が撮れるかもしれないとカメラを持って出かけた。向かうは荒幡富士。少し起伏があり、距離もちょうどいいのでウォーキングも兼ねている。途中ゴルフ場の脇を通るのだけど、その存在意義について考えていた。基本的にゴルフ場は地域住民が足しげく通うような施設ではない。ゴルフなんてお上品な人たちがやるものだし、子供にも縁のないものだ。世の中の自然を守りたいと思う私にとっては邪魔でしかない。


とはいえ、近所の松が丘のように雑木林や田んぼを開発して住宅街にしてしまうよりはゴルフ場のほうがいい気はする。とはいえ木が植えてあって、芝生や池もあるけど、豊かな自然環境とはいいがたい。問題なのは芝生だ。一見すると草なので環境に良いと思ってしまうけど、芝生を維持するには大量の水や肥料が必要で、除草剤や殺菌剤、殺虫剤、着色剤なども使われているかもしれない。それに芝刈り機を使えばエネルギーがかかる。そう考えると、確かに芝生は緑地ではあるけど、環境には優しくない。


やはり雑木林が一番だ。環境的にもいいし、里山として生活に組み込むこともできる。残念ながら現在は市民の健康増進が主な役割だけど、流行りの言葉を拝借してSDGsを考えれば、里山としての雑木林が生活を支えるようになるかもしれない。石油やガスはいつか枯渇するし、地球環境にも負担をかける。雨の翌日、巨大なキノコが育っていた。


先日、リニューアルオープンした西武園ゆうえんちだけど、派手な娯楽を嫌悪したり、やたら自然を好むようになったのは、遊園地やゴルフ場、競輪、球場などの地元の施設の存在が影響しているのかもしれない。

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