埼玉県が大変そうなので今日もCOVID-19についてつらつらと

2021年7月29日木曜日

COVID-19 ほころぶ 新型コロナウイルス

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▽昨日も触れたけど、COVID-19の感染拡大が止まらない。4連休の余波で瞬間的に増加しているのかとも思ったのだけど、28日の東京都の新規感染者は3177人と再び最多記録を更新してしまった。東京都だけが当然特別ではなく、神奈川も1051人、千葉が577人、私が住む埼玉県も870人と急拡大している。3県の知事は揃って緊急事態宣言の要請をする見通しなので、近く宣言がされるはずだ。

現在3県に出されているまん延防止等重点措置から緊急事態宣言に移行したからといって効果はあるのだろうか。東京都でいえば今年に入って何もない時期というのは1月のはじめと3月から4月にかけての数週間しかない。その間も制限のある生活だったわけで、昨年から続く窮屈な生活に我慢の限界が来ているような雰囲気がある。

オリンピックの強行開催も政府への反発を生んでいるし、世界中から集まるイベントが開催できるなら好きにしていいという気持ちにさせているかもしれない。国立競技場周辺には人が集まっているようで、直接的にも感染拡大に悪影響を与えている可能性がある。ブルーインパルスのデモンストレーションもひと目見ようと人々は動いていた。ブルーインパルスに関しては兵器に変わりないのに、自称とはいえ平和の祭典に引っ張り出すのはどうかと思う。そもそもオリンピックは戦って順位や点数を競うのだから平和とは言い難い。

オリンピックのことを書くと批判的になってしまうのでやめておくけど、やはり今すぐ中止にしたほうがいい。パラリンピックも開催するとなると批判は一層強くなるし、菅内閣はもたないのではなかろうか。感染が広がる中での辞任や解散となれば非常に混乱するし、政権交代でもあれば大混乱する。立憲民主党や野党が政権を取ったとしてもスムーズなスタートにはならないだろうし、そもそも政権交代が起こるほど信頼されていない。情けない話だ。

まん延防止等重点措置から緊急事態宣言に移行して変わるのは飲食店だ。休業要請が出され、酒の提供は禁止で、提供しない場合は20時までの営業になる。東京都がこの対応で感染者が増えているのに、埼玉県などが同じ対応で感染拡大を抑えることができるとは思えない。一切酒の販売を禁止する、数人でも集まることは禁止、外出禁止とか極端なことをしなければ駄目な気がする。デルタ株の影響やワクチン接種率の問題はあるけど、イギリスやシンガポールのようにちょっと厄介な風邪扱いできる社会が早く訪れることを願います。

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