堀兼の畑と平地林を撮りにゆく

2021年11月12日金曜日

狭山 武蔵野

t f B! P L

▽また撮影の間隔が開いてきたので、武蔵野写真を撮りにスーパーカブを走らせた。向かった先は狭山市の堀兼地域。所沢や三芳の三富新田とも隣接しているので非常に畑作が盛んな地域だ。歴史に詳しくないけれど、三富新田は1694年に川越藩主となった柳沢吉保が開拓させ、堀兼はそれより前の1649年に川越藩主の松平信綱が新田開発したようだ。書きながら調べたのだけど、堀兼の畑に歴史を語る立て看板があったような気もする。


わざわざ新田として開発させたくらいなので、堀兼もなかなか壮観な畑だ。狭山市もその名が示す通りに狭山茶の生産が盛んで、茶畑もところどころある。


時折何かの工事があって景色が変わるのも、定点観測で撮り続けていると大事な瞬間だったりする。


スーパーカブで移動しているとすぐに撮影が終わってしまうので少し物足りない。近くの堀兼・上赤坂公園にも寄った。


サッカー場をぐるっと囲むように遊歩道があるのだけど、メインはそこではない。すぐ隣のさいたま緑のトラスト協会がトラスト地、堀兼・上赤坂の森を歩く。


平地林というのは武蔵野では当たり前にあったものだけど、私が住む所沢ではあまり残されていない。これから狭山の平地林が急激に失われることはないと思うけど、武蔵野を代表するような存在なのでいつまでもこのままでいてほしいと切に願う。

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