中古のカメラを購入しようとするも思いとどまる

2021年11月11日木曜日

カメラ

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▽私は服でも電化製品でも壊れるまで使い切りたいと思っており、新しく買うにしても中古品にしている。大量生産大量消費という社会に少しでも抵抗したい。今の経済はそうして回っているのだろうけど、地球温暖化、気候変動問題が我々の前に立ち現れた。それに発展途上国からの搾取的な構造もフェアではない。我々が便利に快適に暮らす影で児童労働があり、資源をめぐる争いも起きている。大量生産大量消費があるなら大量廃棄もあるわけで、ここから脱却することがこれからの社会に必要なことだと強く思う。最近流行りの言葉を使うならサスティナブルな社会、SDGsということだ。


私は写真を撮る人間なので、当然カメラを使う。本来なら最新の機種で高価なレンズがマストなのだろうけど、私にはそんなものは必要ない。そこまで高画質な写真を求めていないし、何年も前のカメラでも十二分な画質が得られる。サブカメラとして使っているのがこちらのオリンパスのE-PM1という機種。10年前に発売されたエントリーモデルだけど、性能的に不満はない。ただ、購入してから8年も使っているの随分とボロボロになってきた。写真のように擦れ傷は当たり前。


ひっくり返すとバッテリー部分の蓋が壊れている。落としてしまったのが原因なのだけど、一時は開かなくなっていた。へこんだ部分を強引に戻して今に至る。


よく見るといつの間にか小さなネジがところどころ無くなっておりボディーが開こうとしているので、これまた強引にテープでごまかしている。


液晶はゴミが入っているくらいでそこまで問題はないのだけど、ボタンは正常に動作してくれない。調子がいいと動くのだけど、駄目なときは連打したようになって操作不能になってしまう。こう見ていくと、もはや壊れていると言ってもいい状態な気がする。


弱気になって中古のマイクロフォーサーズのカメラを探してみると、1万円以下で買える機種が意外とある。このE-PL3も10年前に発売された機種だけど、E-PM1で十分なのだから問題ないだろう。ポチッと購入直前までいくも、まだE-PM1は撮影はできると踏みとどまる。いっそのこと完全に壊れてほしいと思いつつ、壊れないに越したことはないですね。

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