科学的な農薬に頼らない対策を模索

2022年5月5日木曜日

農薬

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▽図書館で何か借りようとフラフラと彷徨っていると、「病害虫に効く自然農薬」という本を見つけました。畑で野菜を作っていて農薬を使わないことは絶対条件にしています。何やら環境に悪そうではないですか。レイチェル・カーソンの「沈黙の春」や有吉佐和子の「複合汚染」の昔から、モンサントなどの農薬被害の裁判は現在進行系で行われています。現在の慣行農法、一般的で広く行われている農法では農薬や化成肥料が当たり前に使用されています。これを一括りにして農薬はダメ!というつもりはありません。失敗や成功を重ね、多くの知見が集めった現在の農薬は正しく使用すればそこまで危険ではないのでしょう。ただ、過去の例を見ても危険性が発見されて使用が禁止になることは多々あり、現在流通している農薬が未来永劫安心安全とは限りません。人間が飲む薬もそうですが、適切な用法を誤れば最悪死に至りますし、必ず副作用があるのも薬の特徴です。それならなるべく薬に頼らず、自然の力を活かした農法のほうが安心できるでしょう。人間の身体も同じで、健康的な生活を送っていれば薬なんて必要ありません。化学は我々の生活を確実に豊かにしてくれました。けれど、昔から行われてきた化学に頼らない知恵や工夫、最新の発見を活用しない手はないでしょう。


私が取り入れているのは今のところ木酢液を薄めて噴霧することくらいで、生育を助ける、土壌改良、虫を寄せ付けないといった効果があるようです。本格的に使用を始めてまだ日が浅いので、今ひとつ効果を実感できておりません。なんとなく効果があるような気はしています。この本を見てみると、畑で邪魔なくらい育っているノビルやドクダミでも虫除け、病気予防に活用できるようです。ドクダミは草を敷いて虫除けにしてきましたので、ノビルの鱗茎を刻んで木酢液に漬け込むと病気予防になるようなので、チャレンジしてみましょう。効果的な方法を見つけたいものです。

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